思い出の丘にて







荒れ模様の空は風も強いので、高速で雲が流れて行く。
台風が来ている影響か、日本海に停滞してる梅雨の関係で、
分厚い雲がいい雰囲気を醸し出していた。

日没直前になると水平に近い斜光線が射し込み、地形の表情が変わる。










斜暉

思い出の丘 / 長野県松本市





ななめにさす夕日の光を斜暉(しゃき)と言うらしい。

わりと気に入った写真を投稿するのだが、
いつも困るのが投稿の題名。
小生はセンスが無いからいつも困ってしまう。

で、今回もネット上を適当にパチパチやって、

今まで聞いた事も無いような名前を見つけてきた。

たぶん、こんな状況を言い表す言葉・・・だと思い込んでいる。



夕日影

思い出の丘 / 長野県松本市





武石峰から思い出の丘上空を見る。

北アルプスに日が沈もうとする時間。
斜光線に重い雲が吹き飛ばされそうに輝く。




美ヶ原電波塔

武石峰 / 長野県松本市





僕の写真では建造物など人工的なものは配置しないように心掛けている。
なので、こんなテレビ塔なんて、もってのほかと言うべき存在だったりする。
だが考えようによっては、
ランドマークがあると撮影場所が分ったりして便利だったりする。



ただ今回は、美ヶ原高原の放送局送信所を見ていると、
新約聖書の中のある光景が浮かび上がった。
風も出てきて雲を呼び、にわかに辺りが暗くなる。
ゴルゴダの丘のシーンだ。




光の雨







美ヶ原高原にある武石峰にて。


思い出の丘からの眺めは度々投稿してきたが、ここからの眺めは初めてかもしれない。

今回は九州から東シナ海へと抜けて熱帯低気圧となった台風の影響なのか、
分厚い雲が多く風もかなり強かった。
天気予報をみると停滞した梅雨前線により新潟から北の日本海側は雨の様子。
その所為か北アルプスは雲に覆われながらも、強風の効果もあり雲の切れ目から陽光の筋が見えたりしました。




筆頭岩の朝明け







西上州にある妙義山。
そしてその山塊にある金鶏山の筆頭岩。
見る方向によっては蝋燭岩のように見える。

妙義山は特異な山容をした山が連なり面白い。






北アルプス・槍ヶ岳






美ヶ原高原にある、思い出の丘から北アルプスの白い峰。
真中に槍ヶ岳が聳えてます。





日の出直前






霧ヶ峰高原にて。

左が八ヶ岳連峰、右に南アルプス。
そして、真中にうっすらと富士山が見える。




Table mountain

荒船山 / 群馬県下仁田町





纏わりつく雲の手を跳ね除けて、まさに飛び立とうとする荒船山。
ある梅雨の晴れ間の早朝の景色。

荒船山は八ヶ岳からも一目で、それとわかる雄姿。
雲海に浮かぶ姿は船の様に見える・・・と思い描いて数年。


今回はこんな感じでした。

内山牧場からも晴れてれば見えるのですが、
今回はその牧場が雲の中で何も見えずでした。