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寿都湾、波高し!

 



撮影日 2016年3月20日



以前にも投稿した弁慶岬からの寿都湾。


寒さに垂れる鼻水を、強風が吹きさらってくれる場所だ。

強風が波を押し、岩礁にぶち当たる。

こう言う荒々しさが岩盤海岸の魅力だと思う。




明石御崎

 



撮影日: 2022年9月24日





雲のディテールにこだわって補正を加えてみた。
海がもうちょっと明るくできたら良かった気もするんだが、
いま流行りのRAW撮影では無いので修正も効かない。
面倒くさがりの自分にはRAWは向いて無いんだなぁ。
やっぱりJPEG撮って出しが手間要らずでいい気がする。 

海が明るくできたら釣り人も隠し味ではなく、パンチの効いたスパイス的なアイテムになりそうだ。さて、何処にいるでしょうか?


夕焼け後の青暗い空の色

 



2020年8月28日撮影




屋島北嶺からの眺めは以前にも投稿した。
陽が落ちると青暗い色をした空が降りてくる。
サンセットハンターとしてはこう言った時間も愛おしく思えるのだ。

穏やかな瀬戸内の水面を流れるように船が通り過ぎて行く。
日本の大切な風景を心に焼き付けておこう。




神懸りなワンシーン

 



撮影日;2023年2月25日



何回か投稿してきた下田の白浜海岸の鳥居。

日が登ると雲の中に入ってしまったお天道様だが、

時折り雲間から顔を覗かせている。

お天道様が鳥居の上に来るように移動して、

暗めに設定して撮った写真。

鳥居の上に天使の梯子が出現し神懸りなワンショットになった。

ありがたや、ありがたや。




瀬戸内の海に陽が落ちる




2020年8月28日撮影





遠くから屋島を見ると航空母艦のように見える。
実際には違うだろうが、ほぼ平らなのかもしれないと前回来た時にそう見ていた。
あの時にガイドさんから教えて頂いた北嶺から写真を撮るのが今回の目的だ。

2020年の8月はコロナ禍最盛期だった。
空港でレンタカーを借りた時のお店の人の情報によれば、この日クルマをレンタルしたのは自分ら夫婦ともう2組という事だった。
空気感染は無いと言われたコロナ菌だが、政府が外出自粛政策を貫いたおかげで観光業界や外食産業は大打撃を受けたわけである。

屋島展望台の駐車場から遊歩道を歩いていると途中で高知県から単身赴任されている方と遭遇した。
東京から来た事を告げて彼に距離を取る様に促したが、全く気にされる様子も無く僕らが行こうとする場所まで同行してくださり、ここが良い場所だよと遊鶴亭を案内してくださった。
コロナ禍に有難い事だった。




寿都湾の海岸岩盤

 





寿都湾は好きな撮影スポットだ。
札幌在住の頃は度々出かけて行った。
対岸にニセコや積丹の山々があり、雪が被っている季節は最高のシチュエーションだと思う。
かなり特徴的な岩盤海岸が広がっている。
さらに海岸段丘が広範囲に広がっており、とても興味深い地形だ。
写真は湾の先端にある弁慶岬から撮っている。
寒さゆえに時折り垂れる鼻水が強風で吹き飛ばされる。
煽られて海に転落しない様に柵は越えてはならない。





ランドマーク

 

東尋坊 / 福井県坂井市





以前に投稿した東尋坊、そこから眺める景観。
風力発電所がランドマークになっている、その隣に九頭竜川の河口があるはずだが、
左手の松の枝に視界が阻まれている。
かつて北前船で大賑わいだった三国港もその付近にある。
北前船を操る豪壮な海の男たちもこの東尋坊を目標にして航海していたはずだ。

2023年8月1日 撮影



夕暮れにバエる海の鳥居

 



撮影 2020年12月31日




白浜海岸にある白浜神社。
正式には伊古奈比咩命神社と言う姫神様を祀った神社だ。
社伝によれば2,400年の歴史があるとの事なので、
当社も紀元前から存在している歴史遺産なのだ。
我が国には紀元前から存在している御神域が幾つもある。
神社は宗教施設かもしれないが、
古代においてはその地域の首長が宮殿を営んでいた所かもしれない。
そう思えば閉ざされた古代の人々の足跡に触れる事もできるのではないだろうか。

古代の海洋民族はこの海の向こうの島々から渡ってきた。
この地を経由して三島に辿り着き三島大社となったそうだ。





瀬戸内海の日没シーン

 



2020年8月28日撮影




何年か前に本物の讃岐うどんを食べ歩く目的で訪れたついでに、
屋島展望台に立ち寄って、ここの夕焼けはきっとワクワクするぞと目を付けていた場所だ。

あの日、平家物語の名シーンを辿って見てまわり、現在では住宅地になってしまった「那須与一の扇の的」の地を見てがっかりした。
そもそも屋島という島が今では四国本土の半島の様に地続きになっている事も驚きだった。
この島周辺は安徳天皇の御所があったり平氏の拠点があったりで、歴史好きの大好物の場所を大急ぎで見て回った後に屋島展望台に立った。
その日は暑い夏の日中、まさに多島美を誇る瀬戸内海を観て感動していると、
源平合戦の歴史を案内するガイドさんと出会ってしまった。

お互いが歴史好きという事もあって源平時代より先の古代の話しに遡り、
白村江で大敗北を喫した大和朝廷が築いた屋嶋城(やしまのき)の石垣を案内してもらった。
そのガイドさんから屋島の北嶺からの展望情報を仕入れた。
旅をしていて面白いのは自分にこう言った話の引き出しが多い事から、
ガイドブックでは知り得ない情報を学ばせていただいている。














砂丘の色はひとつじゃない

 



2023年9月28日 撮影



鳥取砂丘の砂は一色では無い。
裸足で歩いてみると蟻地獄の様な崩れ落ちる砂も有れば、
土で塗り固めた様な硬い砂もある事に気がつく。
風紋がつきやすい場所もあれば、全く無表情の場所も有る。
砂の色もまちまちだったりする。なかなか興味深い。

この砂は風が運び去ったりしないのだろうか?
海に落ちて波に消されてしまわないのだろうか?
長い長い年月をかけて存在している砂丘。
砂はどこで生まれているんだ?
自然が作り出す神秘でもある。



砂の紋様は風が通った証だ

 






砂丘の表面には風が作った波の様な紋様がある。

風が吹いている間は少しずつ形を変えて出来上がる。

大人数で歩いた足跡も証拠を隠滅するかの様に掻き消される。

北海道では雪の上の風紋をよく見た。

どちらも地表の表情で風を感じる場所なのだ。



2023年9月28日 撮影


初体験!鳥取砂丘。

 


撮影日 2023年9月28日



テレビで見たりして知ってはいたが、実際にその場に立つと気持ちがグングン上がる。

この場所が砂丘への入り口。

ここからダラダラと降っていき、あの陽の当たっているところで駆け上がる。

いわゆるスリバチ形状になっており、底には湧水が滲み出ている。

駆け上がった先がスリバチの向こう側になる馬の背と言うところだ。


強い海風が運んでくる砂が顔に刺さる。

砂の粒子で目がやられて痒くなる。

そして、胡椒を鼻の前で振り掛けた様にくしゃみがやたらと出た。


途中で靴を脱いで裸足になると大地を感じて心地良くなった。

海まで降りて行ったり、登ったり降りたり、湧水を感じたり、

ただひたすら歩いたが非日常を楽しめた。




白浜の日の出と海の鳥居

 








下田にある白浜海岸と海の鳥居。
何度も投稿してきているが、ここでの日の出は厳かな雰囲気が好きだ。
鳥居があると言うのは重要なファクターなのかも知れない。

日の出のあたりに御神体がある。
島々から渡ってきた民の首長の拠点がこの神社の前身なのかも知れない。


この海は航海船の往来が多く、どの時間にカメラを向けても船が入る。



神話の世界と白兎の道







白兎海岸については以前にも投稿した。
日本の渚100選にも選ばれているこの海岸は神話の舞台となっている。
淤岐之島とは別方向に見えるこの島に白い波の道が伸びていく。
あの島にも伝説があるのかもしれない。
そんな気がする海岸だった。



夏の雨晴海岸









冬の雄大な風景写真が多い雨晴海岸。
夏だからか日本アルプスも見えない。
陽が沈みかける時間帯に赤みを帯びるかもしれない東側の空を期待して、
結構ねばってみたがかなりイマイチだった。

伸びる能登半島の先に掛かる雲が輝き出した。
逆光で素顔が見えないが、手前に有名な女岩を配置した。
海と空は青い。



2023年8月撮影





白兎海岸の夕焼け

 






ひょっとしたら神聖な場所なのかもしれないが海岸を右往左往してベスポジを探す。

近づいたり離れたり、日没が見える場所を求めてみたが岬の向こう側に陽は降りていった。

厳かな雰囲気を出しておこうと、暗めにして撮る。

上の雲の筋が、もうちょっと赤みが帯びてくれるといいんだが、

これで目一杯の赤さだった。



大国主命と因幡の白兎が出会った場所。

ここが我が国の神話の舞台だ。





因幡の白兎

 

白兎海岸 / 鳥取市





2023年の夏休みは出雲神話の聖地を訪ねる旅だった。
ここは出雲からの帰り道に寄った、大国主命と因幡の白兎が出逢った場所だ。
この白兎海岸に隣接して道の駅があり、反対側には白兎神社がある。
道の駅を利用できるから双方にアクセスしやすい有難いスポットだった。

参拝を済ませて海岸へ向かえば、折よく日没の時間だ。
すぐそこにある淤岐之島と日没直前の雲を後方に配置して御朱印がわりの写真にしてみた。




柱状節理の名所








東尋坊と言えば柱状節理の名所だ。
学問的な事はよく分からないが、
六角や五角の形状をした岩の柱が規則正しく整列している。
どうもマグマの仕業らしい…ぐらいにしか自分は理解していない。
とは言えこの規則性を見たら何かのパワーを感じると思うし、
一見の価値は充分あるはずだ。

東尋坊

 








20年前の金沢勤務時代に行った時は冬だったので、
それこそ鉛色の空に、けたたましく打ち寄せる波の音ぐらいの記憶しかない。

今回は中世の城郭と史跡を確認し、そのついでに越前蕎麦を食べるというミッションを掲げて旅に出た。
東尋坊は三國神社にある蕎麦屋の開店までの時間潰しに寄ったのだが、
朝から殺人的な暑さだった事を思い出す。
海は20年前の怒涛の波とは全く違い風もなく穏やかで、空の青さと海の青さとが混ざり合った濃紺色だった。










浮島海岸にて

 




浮島海岸は西伊豆の堂ヶ島のちょっと北側にある。

太古の海底火山が作り出した、珍しい形の奇岩林立する自然美あふれる海岸だ。

海水浴場なので夏のシーズン中は立ち入る事も儘ならないと思うが、

冬に間であればクルマも楽々止められて、目の前はこんな景観の海が広がっている。

こっちも良いが、あっちも良いぞと言う感じに屹立した岩壁が魅力だ。


この辺りは釣りのスポットでもあったりする。

良くあんなところまで行ったなぁと釣り人のモチベーションに感服する。

波の轟が響き渡る岩壁の上で足を竦ませてはそう思った。



2023年2月撮影