霧氷と月










入笠牧場から



八ヶ岳を見渡せる展望のいい場所を探して、この山中に迷い込んだ。
ここまで来るまでに路面が凍結していることに焦ってしまった。
見上げれば山頂は霧氷が輝いているではないか。
11月の下旬ともなれば、この山に限らず冬に突入している。
僕はノーマルタイヤの車で、
しかも磨耗著しいツンツルテンのタイヤで此処まで登ってきてしまった。







南八ヶ岳・権現岳








危険を冒して行った割には、大した写真は撮れませんでした。

入笠山へ登る山道からの初冬の夕暮れ。





西上州の山並み








たとえば妙義山も麓から見上げれば、
天を衝く勢いで岩山が聳えて見える。

しかし、八ヶ岳からは遥かに眼下に見える。
そして更にその上、雲が流れて行く。




朝焼けは雨の兆し









この日の朝焼けは、まさに雨の兆しだった。

朝日に焼ける雲の前を、重く暗い雲がガンガン流れ去っていく。
そして数時間後雨が降り、楽しい写真の時間から睡眠に切替わった。




聳え立つ岩








妙義山の紅葉はこれからと言う感じですが、
それにしても、この薄い岩の存在感。

西に傾く斜光線が、刃先のような岩を浮かび上がらせています。
そして、岩にしがみ付く様な樹木の生命力。






妙義の岩壁







その時には感動して、撮るんだけど、
なかなか上手く撮れない。。。



それはさておき、11月3日に紅葉を探しに出かけ、
妙義山の岩壁を撮影した。

ここよりも上の旧軽井沢の辺りは紅かったんですが。