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武田菱あらわる!

 






北アルプス、五竜岳。
山の肩に現れる雪形は武田菱。
雪形は種蒔き爺さんが現れるところもあれば、代掻き馬が現れる山もある。
古くから農耕の合図として雪形は語り伝えられてきた。

戦国時代、安曇野周辺は武田信玄の支配地だったそうだ。
栄枯盛衰し武田家は次世代の勝頼の時に滅んだが、
今でも雪形を通して武田家の家紋を尊んでいる。




アトサヌプリ

 


2015年8月29日撮影





硫黄山は岩だらけで不毛な地表であるため、アイヌ語でアトサヌプリ(裸の山)と呼ばれている。
写真のように噴気孔からは噴煙が出ており、特徴的な硫黄のにおいが充満している。
鮮やかな黄色の噴気孔がとても印象的で観ていて飽きない。
噴き上がる噴煙とともに火山性特有の光景を作り出している。




湿原の雄阿寒岳

 

釧路湿原から/北海道釧路町






同じ色合いの写真が続く。

2年前の9月の連休に釧路湿原で撮った雄阿寒岳。
場所は細岡展望台から。

眼前に湿原を蛇行する釧路川を無視して、
屹立して聳える、名前にして雄々しく見える阿寒の山だ。

早朝に釧路市内のホテルを出た時は雨が降っていたが、
展望台から雄阿寒岳を望んでいると朝日が差し込み、
やがて晴れ間が開いて行くタイミングで撮ったものだ。

太鼓の昔、大湿原は釧路の内海の下だった。
おそらく縄文海進と言われていた頃のこの辺は、
遠浅な浅瀬が入り込んでいたのかもしれない。

この湿原の対岸には岬の地名がいくつかあり、
人が住んでいた遺跡も出てきている。


輝く富良野岳

北海道美瑛町






雪景色の美瑛。
夕日を受けて輝く富良野岳。

札幌単身赴任時代にたびたび訪れた美瑛。
一人で好きなところに行けると言うのは、ある意味で最高の贅沢だった。

今はかみさんと数年ぶりに出かける。
それも幸せで贅沢な時間だ。

あと数十年としないうちに何方かが呆ける。
身体が動くうちに輝く思い出をたくさん作っておこうと思う。






木曽山脈

長野県木曽町




この写真では快晴とは言い難いが、2020年元旦は晴れ渡った空だった。
ここで夕方まで待てば夕陽に照らされた赤い雲が撮れたのかも知れないが、
それなりに先を急ぐ旅でもあったので、ここいらで撤収となった。

雪化粧してるだけで夏の山とは違った勇壮感を味わうことができる、
風は冷たいが冬の旅もなかなかいいものだなあと思う。

ところで、あの谷に大きな砂防施設がある。
秘密基地のように見えて格好いい雰囲気だが、
ここでは当然のようにトリミングカットした。


木曽路の魅力(木曽広域公式観光サイト)




一年の計は元旦にあり

阿寺渓谷 /  長野県大桑村




2020年の元旦。
阿寺渓谷入口と阿寺橋の辺りから撮り始め。

写真ではトリミングしてあるが、
木曽駒ケ岳の真下ぐらいに国旗掲揚塔なのかアンテナのような長いポールが写りこむ。
右の木立の上にも照明器具のようなアンテナのような器物が入る。
それらをカットしてしまえば、風光明媚な感じに仕上がる。

でも、実際には木曽川が流れていて、画面の下に川面を入れて撮れば雄大な木曽谷の雰囲気を演出できる。良い場所なんだが、味気ないものはトリミングでカットしてしまうのが自分の信条なのだ。

季節を選べば川霧とか立つのかな。
川霧で下界の諸々を隠し木曽山脈だけが勇壮な姿を見てくれるとかあるんだろうか。
そんな姿を拝んでみたい。



ところで元旦のラジオ番組に占い師のゲッターズ飯田氏が面白い事を言っていた。
価値観がガラッと変わる一年になるそうだ。
それこそ刀を刺して歩いていたお侍さんが、
刀を刺していたら罰せられるくらいに変わるらしいと言っていたのが印象的だった。


岩菅山の裾模様

奥志賀高原 /  長野県山ノ内町




奥志賀高原、プリンスホテルの駐車場脇にて。

山裾の特徴的な白樺林と冠雪した山稜。
秋は終わり冬は其処まで来ている。


ある朝の斜里岳

津別峠 / 北海道津別町






屈斜路湖の向こうに斜里岳が聳える。

日の出直後なので赤い雲が架かっている。
斜里岳の向こうに海別岳、そして知床連山へと続く山並み。

重厚感にあふれている斜里岳を見ながら、静かな時の流れを感じる。






霞む斜里岳

美幌峠 / 北海道弟子屈町






早朝の美幌峠から斜里岳を望む。
海別岳を従えた荘厳な容姿は百名山の気迫だ。

あの山から知床半島が始まる。






上富良野 千望峠から

千望峠展望公園 / 北海道上富良野町







十勝岳。雲が架かってますがあしからず。

実際は千望峠展望公園からだと、山裾に街並みが写る。
だから、ここからさらに上に行ったところで、手前に丘やら森を配置して撮ってみました。



Canon EOS 6D
f/10  1/160  60 mm  ISO 100


十勝岳・富良野の丘から

北海道上富良野町






十勝岳と言っておきながら、どれがそれなのか・・・。

去年の秋ぐらいから、写真を撮りに行くと雨模様が多い気がする。



Canon EOS 6D
f/13
1/160
24 mm
ISO 100


裏磐梯の春

猪苗代レイクライン / 福島県北塩原村








山麓を覆っていた雪も高い尾根に残されるだけになった。

落葉樹と針葉樹の交差点の様な山麓が萌黄色に染まりだした。







風不死岳

支笏湖 / 北海道千歳市







恵庭岳の雲を撮っていたころ、風不死岳を包んでいた雲も色づき始めた。

夕照の彼方のこの雰囲気が僕は好きだ。


琵琶湖へ写真を撮りに行っていたころを思い出した。
北近江の夕照もこんな色に染まってたな。


支笏湖の風不死岳の向こう側は雪が舞っているんだろう、そんな感じの雲だ。

寒いが、いつまでも眺めていたい、愛おしい景色だ。








恵庭岳

支笏湖 / 北海道千歳市






札幌市街から高速道路を千歳方面に走っていると、いつしか気になる山ができた。
あまりに気になるので知人に聞いてみたが、山に興味もないから分からず終いだ。

この山頂の形が特徴的なので気になっていたのだが、ここへきて漸くその名がわかった。

ここから見上げると、どっしり構えたイイ面構えじゃないか。


まもなく陽が沈む。
このタイミングを待っていたんだ。

寒いから車の中だったけど。



支笏湖の空を見上げて

支笏湖 / 北海道千歳市







風不死岳と樽前山。
樽前山は個性的な山容だ。

山の写真を撮ってたつもりが、表情のある雲に誘導されてか、
ついつい空がメインになってしまった。

千歳インターを経由すれば、高速からのアクセスがいい。
なかなかいい所だ、この道沿いには道路脇の駐車スペースがいくつかあるので、
撮影しながらの移動には便利だ。
なかなか北海道は観光を売りにしてるだけある。
本州では道沿いに駐車スペースがある写真スポットはここまで多くはない。



1月下旬の寒空の下で、鼻水垂らしながらでも楽しい時間だ。








オロフレ峠からの展望

オロフレ峠 / 北海道壮瞥町







オロフレ山って地図にあったけど、この山かな。。。


夕方っていいよなぁ、別世界の様な色合いで荘厳さを感じる。

イイ感じだ。
こんな景色を観たかったんだ。
来てよかった。






流氷と知床連山

能取岬 / 北海道網走市





あの一際目立った山が羅臼岳でしょうか。


彩度とコントラストを上げて漸く見える写真になりましたが、
実際はここまでハッキリとは見えなかった。

今回の弾丸ツアーは、流氷の海の向こうに知床連山を見るのが目的だった。
フェイクと言えばそれまでだが、半減していた喜びもこの写真で感慨一入となった。



流氷と海別岳

能取岬 / 北海道網走市





300㎜望遠レンズを使って、能取岬から流氷の海越しに海別岳。

この日の日中は暖かかったのか、日没ぐらいまでスッキリ見えなかった。
日が没し始めるあたりから、対岸にメリハリのある山容が現れた。
器械的に深く刻まれたような谷が非常に印象的な山だった。

この岬から対岸の知床半島まで流氷がびっしりと詰まった海だ。
流氷を見るなら今が旬だろう。




故郷の山

アルプス展望広場 / 長野県小川村




もう何年も前になるが、自分の子供がまだ小さい頃、
実家の親父の案内でドライブをしたときに此処へ来た。
季節はよく覚えてないが、この山の向こうに更に高いアルプスの峰が聳えていた。
それと、夕方近くの時間に三脚を立てていたカメラマンがいたことだけはよく覚えている。


それ以来、桜の季節になると思い出してはここに来た。
この辺りは山桜の名所なのだから。
この写真は、昨年のゴールデンウィークに寄った時のもの。

高く聳えているはずの頂には重い雲が雪を降らせている。
雲の切れ目から、射し込んできた陽が稜線を照らし出している。
天上の音が聞こえそうな瞬間。