紅葉の秋山郷

切明温泉 / 長野県栄村




雨男の自分にしては珍しほどの、いい天気の写真。
雲がいい感じに流れてくれるから、タイミングを見て撮ったものだ。
手前の紅葉の塊が夫婦岩。
その奥に見えるのが夫婦滝。
この滝は水量のある時しか出現しないとか。

2018年の紅葉ツアーは志賀高原から始まり、
奥志賀高原の雑魚川沿いに下って、
ここ切明から秋山郷へ入った。




岩菅山の裾模様

奥志賀高原 /  長野県山ノ内町




奥志賀高原、プリンスホテルの駐車場脇にて。

山裾の特徴的な白樺林と冠雪した山稜。
秋は終わり冬は其処まで来ている。


琵琶池の黄葉

志賀高原 /  長野県山ノ内町




志賀高原。琵琶池。

何度も通っているが、こんな風に黄葉が並んでいるとは知らなんだ。
白樺の中にこの一帯だけが黄色い。
何とも不思議な自然の配置だ。

ピーカンの青空をもっと配置したかったが、そこは雰囲気だけを残して思いっきりカットしてみた。


雑魚川渓谷の紅葉

雑魚川渓谷 / 長野県栄村




2018年の紅葉ツアーは志賀高原からスタートした。
琵琶池から奥志賀へ、そして雑魚川沿いに秋山郷へ足を延ばした。

どこからどこまでを雑魚川渓谷と呼ぶのか分からないけど、
奥志賀からカヤノ平へ向かう県道502号から、秋山郷へ向かう道が沿う渓谷だと思っている。
ここを通りかかったのは昼過ぎ、この日は晴れの特異日だったが、
午後からは雲多めで日照も遮られつつある天気と変わった。

雲の合間から突如現れた陽の光が辺りを指し示す。そしてこの樹に出会った。
それまでは目の前にあっても興味の対象とはならなかったのだが、
雲と太陽の演出でドラマチックに撮れた気がする。





北山崎の断崖

北山崎 / 岩手県田野畑村





リアス式海岸を見たくなって訪れた場所。
遊歩道が整備されており、断崖のふもとまで下りて躍動的な波の動きを楽しむことも出来る。
此処に立ったのは夕方に近い時間だ。
午前中の早い時間であれば海側から光が入るのだろうが、なにせ此方は思いつきでの行動なので仕方ない。
そのうえスローシャッターで撮りたいところだが、そこのけそこのけと三脚を立てるには気が引けるので、遠慮しながら普通に撮ってくる。





渡島駒ヶ岳

大沼国定公園 / 北海道七飯町





雨続きの北海道だったが、雨が上がればドラマチックな景色も見られる。

到着時は小雨の大沼公園だったが、何十分か待った甲斐あり。
雲の切れ目が斜陽の方向にあったことが幸いしたんだろう。
風もあったのも良かった。
わずかな時間だけ鮮やかな色合いに雲が染まった。

僕らの北海道珍道中の最後の思い出のシーンだ。




定番の大沼公園

大沼公園 / 北海道七飯町






定年退職した男が社会の付き合いから遮断され、
愛妻家だったはずが妻依存症に変化を遂げ、
孤独に陥る物語を読んでしまった。

我が身に置き換えれば5年余りで迫る危機だ。
将来起こりうる状況を打開するために友人と北海道へ出掛けた。


その友人とは独身時代からの付き合いで、お互い結婚をして子育てを経るうちに、転職に転勤にと居住場所も変わり音信不通も経験した。
彼是30年あまりとなる。

旅の行程は4泊5日のドライブ。
埼玉県の浦和を出発し青森ー函館のフェリー以外はひたすら交代で運転。
初日は北見まで1,400キロを走行。
五十路半ばのお互いの身体には結構きつい珍道中となった。

7月の上旬は梅雨のない北海道でも、毎日行く先々で土砂降り。
なんといっても旭川で冠水、留萌方面は避難勧告がニュースで取沙汰されていた。


写真は行程4日目、雨の合間に駒ヶ岳の尖がり頭を拝みに立ち寄った。
北海道旅行の定番の風景だ。晴れてないのが残念だが、それも良い思い出さ。


前山寺の桜をもう一枚

前山寺 / 長野県上田市




三重塔が無いと前山寺とも思えないが。。。

前にも書いたが、薬医門が工事期間中と言うのが痛恨だった。
なので、門の屋根だけ申し訳程度に入れてパチリ。
向こう側に見える三角形の屋根は本堂。

高さと言い大きな枝ぶりと言い色鮮やかで見応えある桜だった。


この辺りは鎌倉幕府の執権、北条氏ゆかりの地で、
隣接する塩田城址は塩田北条氏の発祥地でもある。



小田原城馬出門の桜

小田原城址公園 / 神奈川県小田原市




前回投稿した小田原城の桜を反対側から見たらこんな感じ。
お壕側に目いっぱい枝を伸ばしてます。

また来年もいい花咲かせてください。
そしてまた撮りに行きたいと思います。
ありがとうございました。


上田城夜桜

上田城址公園 / 長野県上田市






夜の部の上田城の桜。

いまいちで良く分からないけど。

上田城、いつから桜の名所になったんだろう。
40年前はこんなだったかな。
いや、歳月と共に桜も大きく成長したんだ、と思おう。

お壕の周りもライトアップされて、とても幻想的だった。




十和田湖畔のオオヤマザクラ

十和田湖 / 秋田県小坂町





2018年観桜ツアーはここが最終地点だった。

今回のGW後半は雨ばかりだった。
といっても二泊三日の強行軍で、二日とも雨と言うのは余程の雨男だと自覚した。




信濃比叡の八重桜

信濃比叡廣拯院 / 長野県阿智村





去年のGWはこの上の『駒つなぎの桜』を見た。
しかし今シーズンは異常気象でもう花は終わっている。
だから八重桜。

このあたりは花桃の里として知れている。
花桃の里は結構あちらこちらにある。
だから、この辺りは日本一を謳っている。

でも、僕は桜を見に行ったので拘って八重にした。
八重桜はいつもの桜が散ってから咲くからね。

ちなみに、花桃も終わりかけていた。



稲城あじさい寺

妙覚寺 / 東京都稲城市





通勤途上で寄り道して紫陽花の写真を撮る。

よみうりランドの峠道沿いにある妙覚寺。
参道入り口には妙覚禅寺とあるが、ナビで調べてもウェブでしらべても妙覚寺とある。
この寺は室町幕府第12代将軍足利義晴公の開基とあるから、
室町幕府と何らかの関わりがあるのだろうか。

ちなみに京王よみうりランドからは歩いて数分のところにある。

また、近くには北条氏康公初陣の小沢原古戦場があり、
同じ丘陵に小沢城址があるので、歴史ファンであれば知っているのかもしれない。







弘法大師ゆかりの桜

弘法桜 / 岩手県雫石町




小岩井農場の一本桜が雨であれば、当然此処も雨だった。
クルマで移動しても数分の距離だ。
そして、雨より残念なことは弘法桜は盛りが過ぎて随分散っていた。


弘法大師が杖にしていた桜の枝がこのような立派な桜の木になったそうな。
推定樹齢800年のエドヒガン。
気になって調べてみると弘法大師は774年生まれだ。
800年代の前半に活躍されている。
となると樹齢は1200年は欲しいところだ。

つまり、御大師様にたいする信仰心が成せる業だと思う。





雨の一本桜

小岩井農場 / 岩手県雫石町





小岩井農場の一本桜

僕が如何に雨男か、上のリンク先を見れば一目瞭然である。
夜中一睡もせず走りに走って、此処に着いたときは雨だった。

一度撤収して夕方に出直しても雨だった。
そして数枚。
影絵のような一本桜の出来あがり。
涙無くしてこの努力が語れようか(笑)


あの木が桜に見えるように、上のリンク先で確認してほしい。











アークヒルズ桜並木

アークヒルズ / 東京都港区




アークヒルズ続きで
一番桜が賑わっていた並木道。
地下鉄駅を出て直ぐの上り坂だ。

息苦しくなりそうなぐらい桜に勢いがある。





仙石山森タワーと桜

アークヒルズ / 東京都港区





アークヒルズ仙石山森タワー
イイ感じにショーアップされていて美しい桜だった。
アークヒルズと言う街自体が桜に縁取りされた感じで美しい場所だ。

桜の名所だからか、やっぱり目当てにして来ている観光客も多い。





アークヒルズにて

アークヒルズ / 東京都港区





東京に住んでいながら全く接触の無かった街。
アークヒルズ。

札幌単身赴任が終わってから都心の桜を積極的に撮り出して、
初めてここに立った時に、僕の中では秘密の花園を見つけたぐらいの感動だった。


それだけ田舎者だった訳だが、
あのビルが六本木の森タワーだと思っていたくらいだから、結構笑いものレベルだ。

下のリンクで、先ほど分かったのだが、
アークヒルズ仙石山森タワーと言うらしい。




六義園の桜 ふたたび

六義園 / 東京都文京区






ここの夜桜もライトアップされており、
ピンクやら紫やら七変化を強要されていた。
色が変わるたびに観衆から歓声が上がる。
でも僕には桜が気の毒に思えてならない。

写真は紫から白へ色が変わるタイミングで。
本来はこの桜の向こう側から光が当たっている。

ちなみに前回投稿の桜とは別物。



六義園の桜

六義園 / 東京都文京区





東京都内には名園も多く、桜の名所は多い。
昔の自分はあまり都内の桜を見に出かけることをせずに、
もっぱら奥多摩や信州などの山桜を追い求めてきた。

都内の桜の名所に出かけるようになったのは、
心境の変化もあってのことだと思う。
具体的に何がとは思い当たらないが、年齢的なものだろうか。




小田原城天守閣と桜

小田原城址公園 / 神奈川県小田原市




昨日に続いて小田原城。

此処天守閣ではライトアップされた桜が七変化。
巷で流行りだした夜桜のライトアップだ。


本来の色ではなくライトアップで下卑た色に仕上げられている。
それも、赤系や青系など次から次へと光が当たり、
さくらも気の毒な感じだ。

そこまでしなくても
小田原城の桜は充分綺麗だと僕は思う。



小田原城の桜

小田原城址公園 / 神奈川県小田原市




週末金曜日の仕事を早く終わらせて向かった小田原城。
担当商圏内の訪問先を金曜日の最後に持ってくることによって、
心置きなく桜を楽しんだ。

堀端の人垣をかき分けて数枚。
馬出門の桜、なかなかの名木だと思う。




 

雨男の花見

高遠城址公園 / 長野県伊那市





さくらの名所、高遠城址公園。
武田vs織田の激戦地。
懐古園の小諸城と同じような立地だと思った。

この週末を逃したら見る時が無いと勢い込んで向かったが、
前日までの陽気と打って変わり、雨と寒さに体が震える花見となった。

だから、こんな写真。
晴れてればこの先に雪を抱いたアルプスが見えるはず。
雨男とはこんなものだ。

鼻水が垂れるくらいの寒さだが、
それでも名所は物凄い人だかりだった。






上田城と桜

上田城址公園 / 長野県上田市





大河ドラマのおかげもあって観光客も増え、
上田城も真田一色になってました。

あれから二年だけど。

ところで上田城の桜祭り、今年は初日からイキナリ満開の雰囲気でしたが、
お祭り最終日まで桜はもってくれたんだろうか。。。


尼が淵側から見上げると石垣と櫓がなんとも見事で
威風堂々と見える。

写真を撮ったこのあたりは昔は公園じゃなかった気がする。。。





桜・前山寺

前山寺 / 長野県上田市





4月の第1週にして、故郷の桜もほぼ満開を迎えた。

今年は異常気象だった。
特にこの週の火曜日以降は異常な暑さで、各地の名所の桜が一斉に開花した。

例年だったらGWに花見帰省なんだが。。。

前山寺は薬医門横にある桜が見どころ。
今期は工事で絵にならない。
そこで、お墓横の桜で我慢する。

もう夕方。
あれこれしてる間に陽が陰りだしてしまった。



 

桜・小石川後楽園

小石川後楽園 / 東京都文京区




夕方近いこともあり暗めです。

築山の頂上から見下ろせます。
人気スポットなので外国からの観光客も多いです。

頂上は狭いので譲り合って写真を撮ります。



水戸様公園の桜

小石川後楽園 / 東京都文京区




水戸黄門で有名な水戸藩上屋敷跡。
僕は水戸様公園と呼んでいる。

梅を連想するところだが、この公園は東京都の桜の名所でもある。

風格ある桜の木が並ぶ。

散策道からだと広角レンズがいい仕事をするのだろうが、
持ち合わせがない場合には、
池を越えて築山の中腹あたりから眺めるといい感じに撮れる。



皇居乾通りにて

皇居乾通り / 東京都




皇居お堀端の桜を見ようと出かけたところ、
期せずして乾通りの一般公開の初日。

滅多には入れないところだから、
勿論入場したのですが、

初日と言うこともあって、盛りはこれから。

とりあえず、元江戸城らしい雰囲気を取り入れるとなると、
お城らしい白壁の塀をバックに入れて撮ってみた。
桜も色白なのであまり映えない(笑)



桜2018・スタート

修禅寺 / 静岡県伊豆市修善寺




2018年の桜は呆気なく過ぎ去って行った。
楽しみにしていた桜ツアーがGWにはほぼ終了だった。

ということで、今更ながら今年の桜をおさらいしておこうと思う。

3月中旬に修禅寺をスタート。
このさくら修禅寺寒桜(シュゼンジカンザクラ)といって寒緋桜と大島桜の雑種らしい。



また神威岩

積丹半島 / 北海道余別町





何度も何度も投稿している神威岩。
実はもっと荒い日本海を見ているので、此処でももっと荒々しい光景を撮りたいと思って何度も通ってはみたけど、結果としてそれほどでもない表情となっている。

あの神威岩が呑み込まれそうな雰囲気のある波濤の写真を撮りたい。



Canon EOS 6D
f/5.6 1/60 67 mm ISO 400

えりもの夕陽

襟裳岬 / 北海道えりも町





北海道を菱形に例えるなら、一番下の頂点になるところが此処の場所。
通常は真後ろの岩場(日高山脈が海に沈む東端)を捉えた写真が多い。
岬の展望台から西を眺めたところの海岸線だ。

日が没するところは室蘭とか有珠山のある方角になる。

ここは強烈に風が強いところだった。
写真には入れてないが、画面を右へ振れば発電用の風車が写るはずだ。
日本屈指の強風地帯と言われており、風の館という施設がある。




冬景色の丘に

美瑛 / 北海道






札幌の単身赴任の良かったところは家人を気にせず、
月に2回の週末は思う存分に、北海道の原野へ撮影旅行に出掛けられたところだ。

この美瑛にも、旭川の仕事のついでに、
いや札幌への帰り道を、わざわざ遠回りして立ち寄った。
今となっては夢物語の中の思い出の丘になりつつある。



紅葉・金剛輪寺その弐

金剛輪寺 / 滋賀県愛荘町





この寺院には安土桃山時代と江戸時代の初期と中期からなる三時代の庭園がある。
名勝庭園と呼ばれていて、紅葉も色鮮やかで見ごたえのある庭園だ。
写真は安土桃山時代の庭園にて紅葉を見上げて撮った。


紅葉・永源寺その弐

永源寺 / 滋賀県東近江市




永源寺境内はどこを見てもカエデの紅葉。
紅葉の枝を愛でているだけで癒される。
境内を歩いていると、この苔むした老木に魅了された。

はて、どうやったら美しく記念写真が撮れるやら。



紅葉・永源寺にて

永源寺 / 滋賀県東近江市




この日は雨が降っていた。
高熱を発していた我が身には結構堪えたことを覚えている。
それでも境内で雨宿りをしながら、時折り差しこむ陽射しを期待して撮った。

紅い葉の中に一枚だけ橙色に見える葉が気になった。



紅葉・金剛輪寺

金剛輪寺 / 滋賀県愛荘町




紅葉続きで。
湖東三山の金剛輪寺。

ここの紅葉は見応えがあった。
この連休は週初めから、かなりの高熱を発し、声も出ない状態だったが、
それを押して出かけた甲斐があった。



紅葉・室生寺にて

室生寺 / 奈良県宇陀市





2017年の紅葉巡りは、なかなかいい旅だった。
連休最終日に撮った室生寺の紅葉。

参道の先にある山門を入れておくべきだったと思った。

以前は山に紅葉を探しに行ったものだが、
神社仏閣に詣でれば迫力のある紅葉に出会えることが良く分かった旅だった。





紅葉・石山寺参道にて

石山寺 / 滋賀県大津市





だいぶ時間が経過しちゃったけど。
石山寺の参道で出会った紅葉。

11月後半の連休で良かったよ。
こんなにも朱い紅葉が見れて感動だった。