女城主岩村城の桜








ハナモモの様に見えるのは、色違いの桜を重なる様に配置しているから。
岩村城の本丸の後ろ備えの郭にある桜木。

100名城として名高い岩村城は織田と武田で度々抗争を繰り広げられた場所でもある。
織田信長の親戚筋の女性が城主の遠山氏に嫁ぎ、
その後、武田家臣の秋山氏と夫婦となって岩村城は武田氏のものとなった。

武田氏が勝頼の代で天目山に滅んだころ、
織田信長はこの城で戦後処理をしていたと本丸の説明板にあった。

さらに遡って鎌倉時代、源頼朝に従った加藤氏がこの地を得て遠山氏に改姓したそうだ。
そう言えばテレビでよく見た、桜吹雪の金さんのご先祖は此処の人だったのか?


そんな事を考えながら桜を眺めた次第である。



2024年4月7日撮影





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