神仙幽谷

 
武石峠 / 長野県
5月上旬撮影





この写真は、雨上がりの早朝、
美ヶ原へ向かう武石峠の下あたりで撮影したものだ。

ちょっと緑がかった、水墨画のような雰囲気で気に入っている。

山間に漂う山霧が雨上がりの様子を見せてくれた。


未だポジフィルムにこだわっていた頃のものなので、
スキャナーでデジタルに取りこんでの作業だ。






大空はみ手のわざを示す

 
キビオ峠 / 長野県
8月下旬撮影






今回は旧約聖書の詩篇第23篇より
ダビデの歌(祈りのことば)



主はわたしの牧者であって、
わたしには乏しいことがない。
主はわたしを緑の牧場に伏させ、
いこいのみぎわに伴われる。
主はわたしの魂をいきかえらせ、
み名のためにわたしを正しい道に導かれる。

たといわたしは死の陰の谷を歩むとも、
わざわいを恐れません。
あなたがわたしと共におられるからです。
あなたのむちと、あなたのつえはわたしを慰めます。

あなたはわたしの敵の前で、わたしの前に宴を設け、
わたしのこうべに油をそそがれる。
わたしの杯はあふれます。
わたしの生きているかぎりは
必ず恵みといつくしみとが伴うでしょう。
わたしはとこしえに主の宮に住むでしょう。




神のご加護が皆さんと共にありますように。
祈りの波動は世界を包む。。。




我が故郷の浅間山

3月下旬撮影
笠取峠付近 / 長野県











我が故郷の山、それは浅間山である。

金沢市に単身赴任していた頃、
毎週月曜の早朝に東京から高速道を使って車で通っていた。
妙義からトンネルをいくつか越えて、長野県に入ると
この山の雄姿を真正面に見ることができる。
時には、夜明け前の薄明に浮上がるシルエット。
そして、朝日を浴びた神々しさをこの山に感じ、麓を通過した。


僕が小学生の頃、浅間山は噴火した。
住んでいたのは上田市だったので、
この山の噴煙は遠目とは言え、自然の驚異を目の当りにした。

この写真での山頂から吹き上がるのは噴煙だ。
夕日を受けて浅間の雄姿が冴えわたる。







蓼科山

2009年10月下旬撮影
高峰高原より蓼科山 / 長野県








蓼科山を初めて見た時に、富士山だと思った。
まさに幼い頃からテレビなどを通して見てきた富士山と同じ形をしていた。

その初めての感動は中学の遠足だった。
上田市の地元の山を皆んなで登った時に、
青い空の下、白く輝く雪を帽子のように被っていたのを見た。
誰かが富士山だと大声で言い、その声を聞き皆んなが集まった。
誰もが感動の声を上げて富士山だと言った。
もちろん自分も同様に思った。

引率していた先生が、あれは蓼科富士と言って蓼科山だと説明してくれた。
地元で蓼科富士と言うくらいだから、富士山に見間違えても可笑しくは無い。

日本全国には地元の富士がある。
それだけ日本人は富士山を愛し、同様の形をした地元の山を富士と呼び、
それと親しみ慈しみ、時には崇拝してきたわけだ。













夜明けの兆し

 
2010年8月下旬撮影
木沢・峠地区 /  新潟県






昨年の夏休み・・・と言っても、金曜を有休にして土日を合わせた休日。
新潟へ日本海を見に行った帰り道に撮影。

暗い夜道を車で登って、トンネルのわき道を更に登ったところで撮影。

夜明け前の、雲が紅く染まる時間帯から撮影開始。






Mt.Fuji



2011年1月下旬撮影
山口貯水池 / 所沢市埼玉県





2月の更新はサボりっぱなしだった。
忙しかったのかな・・・。何かに心を奪われていたのだろうか。

仕事では新しいエリアも決まり、引継ぎがメインイベントな一ヶ月だった。
とは言え、遅くねえか・・・て感じですわい。



写真はいつもの場所で富士山を撮影。
山頂は薄いベールに包まれている感じに見えます。
雪でも舞っているのか・・・。
この場所からの富士山は手前に湖面が広がり、
山の向こうに一段と高い富士山が映えます。
しかし、写真をクリックして大画面にすると判るのですが、
鉄塔がド真中に写っています。

なので、僕は日が沈んでシルエット状にならないと、富士山望遠は撮りません。
雲に隠れていれば別ですが。。。
日中の景観としては、イマイチどころか有りえねえってところでしょうか。。。