蓼科山

2009年10月下旬撮影
高峰高原より蓼科山 / 長野県








蓼科山を初めて見た時に、富士山だと思った。
まさに幼い頃からテレビなどを通して見てきた富士山と同じ形をしていた。

その初めての感動は中学の遠足だった。
上田市の地元の山を皆んなで登った時に、
青い空の下、白く輝く雪を帽子のように被っていたのを見た。
誰かが富士山だと大声で言い、その声を聞き皆んなが集まった。
誰もが感動の声を上げて富士山だと言った。
もちろん自分も同様に思った。

引率していた先生が、あれは蓼科富士と言って蓼科山だと説明してくれた。
地元で蓼科富士と言うくらいだから、富士山に見間違えても可笑しくは無い。

日本全国には地元の富士がある。
それだけ日本人は富士山を愛し、同様の形をした地元の山を富士と呼び、
それと親しみ慈しみ、時には崇拝してきたわけだ。













1 件のコメント:

Angela Häring-Christen さんのコメント...

Beautiful pictur.
Greetings from Switzerland
Angela