Nori Photo Blog
春は桜、夏は雲海、秋は紅葉、冬は雪。通年で夕景な感じで、日本の風景を気ままに撮ってます。
故郷の山
アルプス展望広場 / 長野県小川村
もう何年も前になるが、自分の子供がまだ小さい頃、
実家の親父の案内でドライブをしたときに此処へ来た。
季節はよく覚えてないが、この山の向こうに更に高いアルプスの峰が聳えていた。
それと、夕方近くの時間に三脚を立てていたカメラマンがいたことだけはよく覚えている。
それ以来、桜の季節になると思い出してはここに来た。
この辺りは山桜の名所なのだから。
この写真は、昨年のゴールデンウィークに寄った時のもの。
高く聳えているはずの頂には重い雲が雪を降らせている。
雲の切れ目から、射し込んできた陽が稜線を照らし出している。
天上の音が聞こえそうな瞬間。
原野を刻む
赤岩青巌峡 / 北海道占冠村
手付かずの自然っという表現があるが、
この谷もそうかもしれない。
シムカップ原野。
地図にはそう表記がされている。
大昔、地殻変動で出来あがった、わずかな地表の裂け目に鵡川が流れ込み、
長い年月をかけてここの渓谷美を作り出した。
島牧の海
北海道島牧村
夕陽の名所なるものが全国にはたくさんある。
しかし、目の前の立ち木が邪魔したりで、意外と視野が得られないことがある。
でも海岸であれば良好な視界を得ることができる。
日本海側に限られてくると思うが。
此処は特にそんな名所でもなく、日没の時間にたまたま居合わせた場所。
打ち寄せる波に日没の光が入り、いい感じに海面が明るい。
いつもは影にして撮ったりしている波が、ちょっとだけ自己主張をしているようだ。
赤岩青厳峡
赤岩青巌峡 / 北海道占冠村
赤岩青厳峡を橋の上から見下ろす。
左岸が赤い岩、右岸が青い?岩。
地殻変動で避けた地盤に鵡川が流れ込み渓谷を形成したような感じですか。
この渓谷はロッククライミングのメッカなのか、
あの岩この岩にハーケンが打ち込まれていて、
岩肌に残置されているのが痛々しく思えてなりませんでした。
赤い岩
赤岩青巌峡 / 北海道占冠村
銘打つだけあって、ここの岩はとにかく赤い。
村立自然公園 赤岩青厳峡。
鵡川が流れる渓谷のこちら側が赤い。
反対側は青いというより緑に近い。
10億年前は海の底だったらしい。
海底火山の猛烈な活動により出来上がった景観だとか。
風の翼
北海道島牧村
スローシャッターで撮っていた海岸はこんな雰囲気。
岩の海岸にガンガン打ち寄せる白い波。
空には風の道筋が描き出された。
強風に打ち砕かれた雲が風に乗って飛び散っているようだ。
太陽が沈むと、雲が朱く染まりだす。
すると風の道筋に翼が開いた。
追い風をものともせず、その翼は宵の彼方に消えていった。
スローシャッター
北海道島牧村
昨日に続きもう一枚。
こっちの方が岩に表情があっていいかな。
スローな感じで
北海道島牧村
雷電国道を本目海岸そして歌島沼と走って、
道なりにちょっと進んで出会った海岸の景色。
本当は風も強く、波も立っていたがシャッタースピードを遅くしてみた。
すると穏やかな波打際に見えてくる。
実際はもっと岩がゴロゴロしているのだが不思議な表情に変わる。
紅い白樺の森
月越原野 / 北海道島牧村
先日投稿した
「白い森」
から道沿いに下ってきたところで、
夕陽を背に受けた順光で撮ったもの。
光線の角度でこれだけ雰囲気を変える此処の景色に感動。
不思議な森の世界だ。
白い森
月越原野 / 北海道島牧村
春にも、此処で芽吹きの写真を撮った。
あの時もここの森は白く輝いていた。
⇒リンク先
霧氷の様にも見える表情。
でも日没一時間前の斜光線で、不思議な色合いになりました。
黒松内から島牧に抜ける峠道。
風力発電の風車が見えるトンネル手前にて。
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