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駿河湾の夕焼け風景


 





もうだいぶ昔の写真になると思う。
確かEOS40Dで撮っていた頃だったかな。
箱根のスカイラインの見晴らしの良いところで駿河湾を見渡した。
左手に見えるのは伊豆半島、大瀬崎辺りだろうか。

陽が傾くと空が黄色く染まり、
やがて雲が紅く燃えだす。
その上から濃紺の夜が降りてくる。

一番そわそわする時間だったりする。

明石御崎

 



撮影日: 2022年9月24日





雲のディテールにこだわって補正を加えてみた。
海がもうちょっと明るくできたら良かった気もするんだが、
いま流行りのRAW撮影では無いので修正も効かない。
面倒くさがりの自分にはRAWは向いて無いんだなぁ。
やっぱりJPEG撮って出しが手間要らずでいい気がする。 

海が明るくできたら釣り人も隠し味ではなく、パンチの効いたスパイス的なアイテムになりそうだ。さて、何処にいるでしょうか?


夕焼け後の青暗い空の色

 



2020年8月28日撮影




屋島北嶺からの眺めは以前にも投稿した。
陽が落ちると青暗い色をした空が降りてくる。
サンセットハンターとしてはこう言った時間も愛おしく思えるのだ。

穏やかな瀬戸内の水面を流れるように船が通り過ぎて行く。
日本の大切な風景を心に焼き付けておこう。




夕暮れにバエる海の鳥居

 



撮影 2020年12月31日




白浜海岸にある白浜神社。
正式には伊古奈比咩命神社と言う姫神様を祀った神社だ。
社伝によれば2,400年の歴史があるとの事なので、
当社も紀元前から存在している歴史遺産なのだ。
我が国には紀元前から存在している御神域が幾つもある。
神社は宗教施設かもしれないが、
古代においてはその地域の首長が宮殿を営んでいた所かもしれない。
そう思えば閉ざされた古代の人々の足跡に触れる事もできるのではないだろうか。

古代の海洋民族はこの海の向こうの島々から渡ってきた。
この地を経由して三島に辿り着き三島大社となったそうだ。





瀬戸内海の日没シーン

 



2020年8月28日撮影




何年か前に本物の讃岐うどんを食べ歩く目的で訪れたついでに、
屋島展望台に立ち寄って、ここの夕焼けはきっとワクワクするぞと目を付けていた場所だ。

あの日、平家物語の名シーンを辿って見てまわり、現在では住宅地になってしまった「那須与一の扇の的」の地を見てがっかりした。
そもそも屋島という島が今では四国本土の半島の様に地続きになっている事も驚きだった。
この島周辺は安徳天皇の御所があったり平氏の拠点があったりで、歴史好きの大好物の場所を大急ぎで見て回った後に屋島展望台に立った。
その日は暑い夏の日中、まさに多島美を誇る瀬戸内海を観て感動していると、
源平合戦の歴史を案内するガイドさんと出会ってしまった。

お互いが歴史好きという事もあって源平時代より先の古代の話しに遡り、
白村江で大敗北を喫した大和朝廷が築いた屋嶋城(やしまのき)の石垣を案内してもらった。
そのガイドさんから屋島の北嶺からの展望情報を仕入れた。
旅をしていて面白いのは自分にこう言った話の引き出しが多い事から、
ガイドブックでは知り得ない情報を学ばせていただいている。














赤穂の雲は赤かった







明石に住む友人に聞いて訪れた赤穂の海。

伊和都比売神社がある御崎と言うところ。

この神社は山本五十六、東郷平八郎と連合艦隊司令長官が参拝したところらしい。

その下の小洒落た街並みを抜けるとすぐ海だ。

「朝も夕方も素敵ですよ」と教えてもらった通り最高の夕焼けシーンに出っくわした。

陽が沈んだ後に現れた夕照の雲。

あたりは夜へとシーンが変わる。


2022年9月24日 撮影

白兎海岸の夕焼け

 






ひょっとしたら神聖な場所なのかもしれないが海岸を右往左往してベスポジを探す。

近づいたり離れたり、日没が見える場所を求めてみたが岬の向こう側に陽は降りていった。

厳かな雰囲気を出しておこうと、暗めにして撮る。

上の雲の筋が、もうちょっと赤みが帯びてくれるといいんだが、

これで目一杯の赤さだった。



大国主命と因幡の白兎が出会った場所。

ここが我が国の神話の舞台だ。





夜への入口/西伊豆にて








堂ヶ島辺りの海岸をバックに取り入れて、
夕闇迫る雰囲気を追求している。

最近の画像編集ソフトを使えば、あの島陰がもっと立体的に表現できるかもしれない。
しかし、そこまでの表現者としての熱意は無い。
撮って出しのJPEGでいいじゃないかと思ってる。

この写真からインスピレーションを受けた友人が絵画にして見せてくれた。
なんか感動しちゃったよ(笑)






西伊豆の海岸






浮島海岸のもう一つの顔。

駐車場の脇から撮ったもの。

本当はもうちょっと明るいのだが、暗めに撮るのが自分の好みだったりする。

こうすると妖しい雰囲気の逢魔が時を感じられる気がする。


この雰囲気が好きなのは、日没の山林の中で不思議な気配を感じた、

幼少の頃の経験があるからだと思う。




浮島海岸にて

 




浮島海岸は西伊豆の堂ヶ島のちょっと北側にある。

太古の海底火山が作り出した、珍しい形の奇岩林立する自然美あふれる海岸だ。

海水浴場なので夏のシーズン中は立ち入る事も儘ならないと思うが、

冬に間であればクルマも楽々止められて、目の前はこんな景観の海が広がっている。

こっちも良いが、あっちも良いぞと言う感じに屹立した岩壁が魅力だ。


この辺りは釣りのスポットでもあったりする。

良くあんなところまで行ったなぁと釣り人のモチベーションに感服する。

波の轟が響き渡る岩壁の上で足を竦ませてはそう思った。



2023年2月撮影


白浜神社御神体

 

白浜海岸/静岡県下田市





前回の投稿より続く。


白浜神社、またの名を伊古奈比咩命神社の御神体。

今まであちこちで見てきた御神体は大概が巨木であったり岩山であったり。
はたまた磐座と言われる岩石であったりしたが、沖の島々が御神体というのは初めてだった。
この沖の先の島の先の島々が御神体とは、なんと壮大なことか。
その島々を眺めていると、物凄くパワーを感じたりするのは僕だけではあるまい。

ここは絶対にパワースポットだと思う。










夕方の白浜海岸と鳥居

 


白濱神社/静岡県下田市







二、三年前の春。コロナが流行る前だったと思う。
河津桜を再び撮りに出かけたけど、折悪く河津は何処もかしこも駐車場がいっぱいで、クルマを入れる事も止める事もできずに諦めて別なエリアを目指して南下した。

思えばそれが御縁と言うものなのか、道中に”伊古奈比咩“と言う文字を見てしまい、
無性に胸騒ぎがしてしょうがないので、歩いて伊古奈比咩命に会いに行った。


通称は白浜神社と言う。ここは下田の白浜海岸である。

沖に見える神津島など伊豆七島を御神体とする神社で、
三島大社がこの地を経由して彼の地に鎮座されたとの由。

海岸近くの森林に囲まれた小高い丘の上にある、
実に雰囲気の良い神社であった。



それから暫く経って、一昨年の大晦日、
コロナ禍ではありましたが、
無病息災の一年を過ごせた感謝を申し上げに詣でたのでありました。






木花咲耶姫の微笑み

 

大観山展望所/神奈川県箱根町





2020年の個人成績(売上げ)は惨憺たるものだった。

3月に始まったコロナ騒動から自分の担当商圏では県の指導やら感染拡大やらで、度々規制がかかり売上げが見込めなくなることは2度3度どころではなかった。
勤め先の我が社は外資系の販売会社特有の性(サガ)で不振原因の犯人を特定する。
先年の2019年に引き続き2020年も小生が不振原因だと認定された。
ただ今回は付き合いの深い担当商圏をはずされるだけに留まらず、
長年慣れ親しんだチームから叩き出される事になった。
言うまでもないが、2020年はコロナ騒動が、2019年は新任マネジャーと営業部長の戦略ミスだと自分は思っている。


自分の担当商圏は神奈川県の東名高速道路沿いの横浜市から
静岡県富士市までの静岡県東部全域だ。

小田原からは箱根峠を越えて、三島や修善寺方面へ抜けて行く。
その逆も然りで箱根越えは高速道路を走るよりも楽しかった。
特にあのヘアピンカーブを全速で駆け上るスピード感は何度となく心を高揚させた。

2017年に北海道から転属してきたが、北海道に転属する2014年まで大体同じエリアを担当していたので箱根越えには慣れ親しんできたし、色々と随分と思い入れもあり感慨深い。


後任への引継ぎも終わり、また一人で峠を越えた。
ちょっと遠回りして大観山の展望所へ富士山を見に、
いやこれは何日も前から異動前に見納める日として計画していた。
年齢的には、仕事でここを通る事はもう無いだろうとの思いもあったので、
仕事には持参することのない愛用のカメラを同乗させた。


この場に立って数十分もしないうちに、
芦ノ湖を囲む箱根の山々は日暮れを迎えて暗くなってきたが、
その向こうの富士山は夕陽のスポットライトを浴びて風景の中に浮かび上がる。

そのとき富士の神、
木花咲耶姫命の微笑みを見た思いがした。




あの島影が佐渡島

弥彦山から / 新潟県弥彦村







先回投稿の続き

佐渡島に日が沈み暫くすると閃光が天へ向かって放たれた。
ほんの数分だけ強い光が放射状に飛ぶ。

あの島影が佐渡島だ。


2018年7月







夕焼け絶景

弥彦山 / 新潟県弥彦村






夕焼けの絶景スポット。
新潟県の弥彦山。
日本海の向こうの佐渡島に日が沈む。
ここは絶景中の絶景だろう。

クルマでサクっと行けて便利なところだ。
案の定カップルが多い。
日が沈んでからの一時間が夕焼けの勝負なのだが、
一番いい場面を見ずにサッサと立去るカップルが多い。


夕日スポット

湖北みずどりステーション / 滋賀県長浜市






湖北みずどりステーション。
道の駅だからクルマを置いたらすぐ目の前に夕焼けスポットだ。
どこへ歩いて行っても名シーンになる。
水鳥もたくさんいる。
目の前に竹生島もある。
写真家もたくさん集まる。

2019年11月撮影

蝦夷梅雨の積丹

積丹半島 / 北海道積丹町




2019年7月に札幌出張をしたついでの旅の記録。
いつものように暗く撮ったので、海より空の色合いを重視ってえところかな。
梅雨明けが長引いていたので現地に着いたときは、
もっとドンよりしていたと思う。
いつものことだが風に流れる雲の動きを待って撮った。

左端に神威岬があり、その先端に神威岩。
ここから見ている景色が結構好きなんだと思う今日この頃。

神威疾風怒濤
冬の積丹半島
積丹夕景
夕陽の中の神威岬
薄暮の神威岬
また神威岩
冬☆神威岩
神威岬の夕焼け
燃える空と神威岩
積丹の荒波
単身赴任第一弾

もっと積丹半島の写真を載せよう。
在庫確認しよう(笑)


荒れ模様の積丹

積丹半島 / 北海道積丹町




2018年11月の積丹半島。
グーグルで検索すると積丹半島展望駐車場と出てくるようになったね。
ここは冬になると目の前に波が押し寄せて、荒れる冬の海と神威岩のコラボ風景が見られるグッドなポイント。
突風にあおられて舞うカモメの姿を見たら、演歌の世界が果てしなく広がる。


荒れ模様だとついつい通ってしまう。
見えないときもあるが諦めず通うべし。
待てば海路の日和ありじゃないが、いいタイミングもある。
無ければ近くの温泉に入って帰るもよし。


近くの温泉⇒ 岬の湯しゃこたん





黄昏れる空と岩

積丹半島 / 北海道積丹町




2019年の7月に北海道出張した際に寄り道。

札幌単身赴任中は何度も積丹半島へ足を運んだ。
この写真は積丹半島展望駐車場で、暮れゆく空を撮ったものだが、
右端の岩塊が女性の横顔に見えるのは初めての経験だった。



渡島駒ヶ岳

大沼国定公園 / 北海道七飯町





雨続きの北海道だったが、雨が上がればドラマチックな景色も見られる。

到着時は小雨の大沼公園だったが、何十分か待った甲斐あり。
雲の切れ目が斜陽の方向にあったことが幸いしたんだろう。
風もあったのも良かった。
わずかな時間だけ鮮やかな色合いに雲が染まった。

僕らの北海道珍道中の最後の思い出のシーンだ。