瀬戸内海の日没シーン

 



2020年8月28日撮影




何年か前に本物の讃岐うどんを食べ歩く目的で訪れたついでに、
屋島展望台に立ち寄って、ここの夕焼けはきっとワクワクするぞと目を付けていた場所だ。

あの日、平家物語の名シーンを辿って見てまわり、現在では住宅地になってしまった「那須与一の扇の的」の地を見てがっかりした。
そもそも屋島という島が今では四国本土の半島の様に地続きになっている事も驚きだった。
この島周辺は安徳天皇の御所があったり平氏の拠点があったりで、歴史好きの大好物の場所を大急ぎで見て回った後に屋島展望台に立った。
その日は暑い夏の日中、まさに多島美を誇る瀬戸内海を観て感動していると、
源平合戦の歴史を案内するガイドさんと出会ってしまった。

お互いが歴史好きという事もあって源平時代より先の古代の話しに遡り、
白村江で大敗北を喫した大和朝廷が築いた屋嶋城(やしまのき)の石垣を案内してもらった。
そのガイドさんから屋島の北嶺からの展望情報を仕入れた。
旅をしていて面白いのは自分にこう言った話の引き出しが多い事から、
ガイドブックでは知り得ない情報を学ばせていただいている。














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