風に揺れる墓守り桜







こんなタイトルを付けたくなる桜の名木。
綺麗な桜はその根元にお墓なり小さな祠があったりする。
先祖を忘れまいとする思いの表れだと思う。

遠目に花の美しさに誘われて近寄って見たら根元に御印があったりする事がある。
祠もそうだが墓石であったり、戦国時代の五輪塔であったり、更に昔の古墳であったり。
不思議なのは風に吹かれて枝がふわふわと揺れているだけなのに、
桜の精霊が手招きしている様にも見える時がある。

成仏された魂が花を通して語りかけて来ていると思えてならない。
これが夕方だと相当ドッキリする。


既に葉桜になりかけていたが、満開の桜が風に揺れているところを想像しながら撮った。

2023年4月22日撮影


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