夕焼けの景勝地

仏ヶ浦 / 青森県佐井村






仏ヶ浦は奇岩の景勝地だが、陽が沈めば夕焼けの景勝地だと思う。

駐車場までの帰り道は、暗くなると電燈のない山道を登るため、
わりと早めに切り上げて帰ってしまう人が多い。
孤独や寂寥感と向き合えるなら、夕陽の絶景を独り占めできるはずだ。





仏ヶ浦夕彩

仏ヶ浦 / 青森県佐井村







昼過ぎに青森空港に降り立ち、ここまでレンタカーで疾駆して3時間半。
到着した時は夕陽が沈みかけた16時半だった。
夕方だから観光客は喘ぎながら海岸からの山道を登ってくる。
数人のカメラマンはとにかく下山する。

途中に東屋があるが、目の前の樹木が立ちはだかり見晴らしは全くない。

クマ出没注意の看板など目もくれず、
とにかく駐車場から一気に海岸まで下ると驚きの景観が広る。

現場に降り立つと時間との戦いだ。
斜陽の当たる岩場を探して回る。
一つの場所にこだわっていると名場面を見過ごしてしまいそうだ。








陸奥湾の黄昏

仏ヶ浦 / 青森県佐井村






以前、青森へ出張した折に利用した三沢空港で流れていた、
佐井村の観光イメージビデオに触発されて、夕焼けを見に来た。

写真は仏ヶ浦駐車場からちょっと離れた路上で撮ったものだ。
もうすっかり、日が暮れて夜の帳が降りてきていた。
わずかな日没色を、ISOを25600に設定し手持ちで撮ると、こんなに明るく写っていた。


ところで、此処に来て残念だと思ったのは、こういった夕焼けの景色や風光明媚な佐井村の海の景観を見渡せるところが少ない事。
いったい、あの観光用のビデオはどこから見えた景色なのだろうか。

たまたま仏ヶ浦で出会った、新潟から来ていた先輩に此処を教えていただいた。



クリスマスツリーの木

クリスマスツリーの木 / 北海道美瑛町







陽が沈む数分、路上に車を停めて。

ほとんどのカメラマンはあの木に夕陽が落ちるところを狙っている。
でも、僕はへそまがりだから、他の方々とは違う場所から撮る。
綺麗だと思った風景を独り占めしたいからだ。

この日はいい雲が出ているた。
此処から狙った写真は、この日は僕だけのものとなった。








丘の上の雲

北海道美瑛町








丘の街、美瑛はとにかく絵になる場所が豊富だと思う。

下から見上げれば、丘の上を風が渡って行く。
その風に乗って雲が目の前を通り過ぎていく。

夕方の斜光線が、またいい雰囲気を出してくれる。

ほとんどの観光客は、この時間に居なくなるんだ。
だから、どこの丘に行っても自分の場所を確保して写真が撮れる。







千鳥ヶ滝


滝の上公園 / 北海道夕張市







道東方面を担当していたころから気になっていた場所。
高速を走っても、下道を走ってもカーナビに此処の表記が出てくる。

滝の上公園。

滝より川下にある公園なのに滝の上だ。
散策道の橋の上からこの滝を眺めると、
本当はあと三倍ほど画面右に横幅がある。
縞模様になった地層の上を川が流れる、奇岩の分岐瀑として有名だと思う。

こんどは紅葉の時期を狙ってみよう。










夕景の中の羊蹄山

オロフレ峠 / 北海道壮瞥町







旧オロフレ峠の分岐点からだと、なかなかいい感じに見晴らしが利く。

いままでは峠のトンネル脇にある駐車場を利用していたが、
次回も此処に来ようと思った。




ラベンダー畑

ファーム富田 / 北海道富良野市





噂に聞くラベンダー畑に初めて行ってみた。

なるほど圧巻なり。


中国や韓国人以外にも、アジアの各所から観光客が集まってくる。

名所と言う所は、人のパワーにも満ち溢れている。







積丹夕景

野塚キャンプ場 / 北海道積丹町







昨晩の投稿がイマイチだったので、そのリベンジ。

ポツンと建った岩が神威岬の神威岩。

たぶん陽が沈んで暫く経ってからのシーンだ。

あの岩があるだけで、撮った場所が回想される。





月越平原から日没


月越原野 / 北海道島牧村







こうやって眺めると、どこにでもある日没のシーンだわ。

北海道だろうが、日本海のどこかであれば同じような景色になる。

月越原野というすごいところで撮ったワンシーンなので、
それはそれは自分には感動ものだったけど、
ありきたりな日没の写真になった。






カモメ飛ぶ寿都湾

弁慶岬 / 北海道寿都町






同じような写真をもう一枚。

カモメが飛んでいるのが分かるだろうか。。。


もうちょっと手前を飛んでくれればと思うのだが、彼らの都合もあるだろうから悪しからず。


千畳敷と言うこの岩場独特の景観を作り出している。
あそこの白い山、そしてその向こうの積丹半島。



今度はもっと荒れている景色を撮ってみよう。





弁慶岬から寿都湾


弁慶岬 / 北海道寿都町






この場所は雄大な景色を臨める。

とても好きな場所だ。


対岸の白い山は何と言うのだろう。
その向こうに微かに見えるのは積丹半島の山々だ。

それにしても風が強い。
唸り声を上げて、風が体当たりしてくる。




弁慶岬

弁慶岬 / 北海道寿都町






弁慶岬にて。

平泉から逃れた源義経主従は、捲土重来を目論み蝦夷地を目指したらしい。
弁慶はこの岬に立って義経の到着を待った。

一方、弁慶とは反対側の新冠というところに流れ着いた義経は、
地元の娘と恋仲になり住み着いてしまった。
いまその地は判官館と言われている。

可哀そうな弁慶、今でも銅像になって立ったままである。




北海道に来て海の写真が増えた。
荒れた海でも美しい色だと思う。



能取湖夕照

能取湖 / 北海道網走市






しばらく休眠しておりましたが、前回から再開しております。
この間、何をしていたかと言えば、
恥ずかしながら"Game of war"にはまってしまったのだ。
娘に勧められて携帯の機種変更をしたところ、
思いのほかサクサク操作できてしまい、ついついのめり込んでしまったのだ。

とは言え、写真だけは撮りに出かけていたので、充分すぎるほど貯まっている。
えっちらおっちら整理しながら投稿して行こうと思う。






流氷2016

能取岬 / 北海道網走市





2016年の流氷は来ないものと思っていた。
そのくらい接岸に時間が掛かった。
暖冬の影響だろうか、北風が弱いのか沖合に見えても、岸にはたどり着かない。
撮影していた時の外気はマイナス10度を下回る寒さだったが、
夜には南風が吹き出し、翌日早朝は5度以上も気温が上がっていた。

30年前はもっとデカイ流氷が、びっしり接岸していたものだが。。。