Nori Photo Blog
春は桜、夏は雲海、秋は紅葉、冬は雪。 通年で夕景を愉しみ日本の風景を愛おしむ。
猪苗代湖・材木山
10月の連休のこと。
この日は朝から生憎の愚図ついた空模様だった。
と言っておきながら、そんな空模様が好きなので、
昼前から雨になることなど、お構い無しで出かけたわけでもある。
現地に着くと、案の定にも東の空から雨が降り出してきた。
上空では風がせっせと雨雲を運んでいる。
そんな雲がお天道様の前を過ぎるとこんな光景に出会える。
ここは猪苗代湖の西側の湖岸。
向こうに見えるのが材木山。
大平峠
大平峠。おおひらと読まずにオオダイラと読む。
長野県の木曽から飯田へ抜ける峠道。
峠に立つとアララギという学生時代に覚えた気がする地名が見える。
それと斉藤茂吉の短歌を刻んだ石碑もある。
峠の茶屋もあり駐車場も完備されていながら、見晴だけは良くない。
展望台に立っても、この位置以外は松が邪魔をして視界を妨げる。
仕方が無いので、この谷の僅かなこの区間だけに広がる光景を収めた。
目の前の樹木さえなければ、夕焼けの名場面に出会えるというのに、
非常に残念な峠の一つである。
光の峰
EOS 70Dを買った甥っ子と志賀高原に出かけてみた。
10月の連休はここの紅葉が良いと思いついたのだ。
前日の日本海側は大いに荒れたので、
この日の北信地方にもその残りの雲が広がっていた。
時折、その切れっ端の雲が流れて来ては日差しを遮るので、
明暗のある、こんな塩梅の写真が撮れた。
秋もあけぼの
山田峠 / 群馬県草津町
春はあけぼの・・・と言われるが、
秋のあけぼのも、なかなか見応えがある。
ここは白根山の近く、山田峠。
この日の気温が-3℃、顔が凍みて痛い。
下界の20度前後の気温になれた身体にはキツイのだが、
こんな色合いに染まる東の空を見ていると、人生の指針を感じたりする。
HDRの効果
神津牧場 / 群馬県下仁田町
買い換えたカメラにHDR機能が付いているので試し撮り。
通常だと一番手前は真っ黒に潰れてしまうし、その向こうの山々も、
こんな風に青みがかることはないと思う。
青みがかった山が幾重にも重なり、夕日の照り返しで染まった空と合わせると、
夕方の色彩でいい感じのグラデーション風景が撮れていた。
ちなみに手前の牧草地は神津牧場。
向こうの山は妙義山。
彩雲
能登半島 外浦
高峰高原・車坂峠
車坂峠 / 長野県小諸市
車でさっと行けて、この高度感を得られる場所はそうは無いだろう。
上信越道の佐久インターから、小諸の市街を抜けて、ひと思いで来れる。
と言っておきながら、僕は反対の群馬県側、
嬬恋から砂利の山道を、えっちらおっちらと登って来た。
しかも霧にまかれて、時々雨に打たれて寂しい森の山道を。
そんな思いをして登って来た甲斐があり、こんな見晴に恵まれた。
湘南平から
湘南平 / 神奈川県平塚市
たまには街の夜景を気分転換に。
湘南平の展望台から平塚方面。
そして、さらにその先に藤沢辺りかな。
お月様の下の山稜は三浦半島へと繋がる山。
ゾウゾウ鼻の見晴し
ゾウゾウ鼻 / 石川県輪島市
不思議な呼び名の地名『ゾウゾウ鼻』。
その名前を冠にした見晴台からの眺め。
小生の行いが良かったのか、空がいい感じに染まっていた。
日が沈むと記念写真を撮っていたカップル達が皆いなくなる。
夕焼けは日が沈んでからが見せ場なのに、たぶん知らないのだろう。
そして小生が独り占め。
いや正確には、かみさんと二人きり。
七ツ島
ゾウゾウ鼻 / 石川県輪島市
能登半島、輪島の海の先にある島。
七つの島からなるから
七ツ島
と言う。
調べてみると、この島群の更に北の海上に、
舳倉島
と言うところがあったのには、またの驚きであった。
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