Nori Photo Blog
春は桜、夏は雲海、秋は紅葉、冬は雪。 通年で夕景を愉しみ日本の風景を愛おしむ。
雌阿寒岳と阿寒富士
オンネトー / 北海道足寄町
天候や時間によって五色に変わると言われている沼。
ここにたどり着いたときは、すでに日没になりかけていた。
当然のように、色気のない沼には目もくれず夕陽の照返しを狙った。
美幌峠で雲行きが怪しくなり、
早々に引き揚げてきた日の最終地点。
九月末では紅葉は未だほんの一部に過ぎなかったが、
沼が五色なら、紅葉もきっと映えるに違いない。
霧の釧路湿原
釧路湿原展望台 / 北海道釧路市
朝日が出て間もない頃の釧路湿原。
放射冷却の影響もあり、日の出前から霧に包まれていたはず。
霧を撮りに行っておきながら、なかなか思い通りに撮れなかった日の1枚。
この湿原の朝を撮ろうと、札幌から出向くとなると相当な覚悟が必要になる。
昇り龍
双岳台 / 北海道釧路市
前回の投稿と同じ場所から。
風の流れで山頂に絡まっている雲の様子が変わる。
刻一刻と様相を変える雲を眺めていると、
山頂を踏み台にして、龍が宙空へ昇って行く姿にも見える。
阿寒・双岳台
双岳台 / 北海道釧路市
雄阿寒岳。
弟子屈町から阿寒横断道路を西へ。
国道241号の峠にこの場所がある。
車数台の駐車スペースがあり、そこを双岳台というらしい。
雄阿寒と雌阿寒の双岳を見渡せるということだろう。
しかし、土地に不案内な小生には、目の前が雄阿寒岳だとわかっても、
雌阿寒岳がどれなのか分からない。
美幌峠の曇天より、雲が流れている。
雄阿寒岳にある陽射しを遮りながら。
美幌峠にて
美幌峠 / 北海道弟子屈町
屈斜路湖の和琴半島。
此処へ向かう途中から、俄かに雲行きが怪しくなってきた。
昼前にこんな天気だと、午後は写真どころじゃなくなりそうだ。
待っていたところで、晴れ間が覗きそうもない。
此処からの風景は広角レンズで撮っても、
画像の中に納まりきらないくらいに雄大な景観が広がっている。
しかし今回は曇天。
ヌリカベのように灰色の空が目の前を立ちはだかる。
そのなかのほんの一部にメリハリのある宙があった。
今回はこんなところで妥協しよう。
そう思って、晴れ間を探して移動を開始した。
秋の色・釧路川
釧路川 / 北海道標茶町
湿原の中をゆく釧路川。
すでに河畔の木々は秋が進行している。
その間を滔々と流れていく。
しばらくするとカヌーの船団が下ってきた。
豊かであり、静かな流れの川だった。
コッタロ湿原の見晴
コッタロ湿原展望台 / 北海道標茶町
第1展望台から。
この湿原の展望台は第1から第3まである。
2と3は道の脇にある、ちょっとした広場からの狭い視界になる。
あとはちょっとでも霧が残っていれば、というところだが、
過ぎてしまえば後の祭りだ。
この写真を撮りながら悔んでいたと察していただきたい。
コッタロ湿原
コッタロ湿原展望台 / 北海道標茶町
この日初めてこの展望台に立った。
実のことを言うと、霧を撮りに行ったのはいいのだが、
その霧の濃さと寝不足で頭がボーっとして看板を見落としてしまい、
通過して遥か向こうに行ってしまったのだ。
戻ってこの場に登ってきたときは、朝日も昇り切って、
見失う程の濃い霧も消えていた。
何といってもこの釧路湿原国立公園は広い。
都心がすっぽり収まってしまう、わが国最大の湿原だ。
例えて言うなら、赤羽から品川辺りまで行って戻ってきたくらいか。。。
大袈裟か。
見晴らしは次回の投稿にするとして、
今回は展望台の足元にみえる秋の装いを投稿。
大空の架け橋
金屏風 / 北海道室蘭市
9月の連休に撮影。
室蘭の海岸線は風光明媚なところが何か所もある。
その一つがチキウ岬の並びにある金屏風。
太平洋の水平線に向かって、
頭上から雲の架け橋が渡されていた。
ものすごい音を立てて、風だけが渡って行った。
渡島駒ヶ岳 室蘭から
チャラツナイ / 北海道室蘭市
地図にも載ってるチャラツナイ展望台。
しかし木が生い茂っていて、全く何も見えない。
その展望台の駐車場に車を置いて、ちょっと歩くとこんな感じに見える。
室蘭市街からチキウ岬へと向かうこの道からは、
眼下に内浦湾があり、対岸の渡島半島がよく見渡せる。
渡島駒ヶ岳は観光写真で記憶している強烈なイメージがあり、
こちら側に来ると何処の山がそうなのかすぐには分からない。
しかし、対岸の半島で一番目立ったところに見える山が駒ヶ岳だ。
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