高原の夕景の中に

 

霧ヶ峰高原から槍ヶ岳を望む






霧ヶ峰のビーナスライン横のちょっとした車を止めるスペースにて。
白い雲の向こうに見えるは、槍ヶ岳と日本アルプスの山々。

夏の暑い空気の雲が上に、下の白い雲は冷たい空気の雲。
なんとなくドラマチックだったから撮影したのかな。

ポジで撮った写真。
デジタルが流行る前のカメラで撮った写真だ。






雲上の眺め



北信五岳の眺め
春日渓谷/長野県
11月上旬撮影







もう何年も前の写真で、ポジフィルムで撮影していた頃のものだ。
撮影場所ははっきり覚えてないが、
確か春日渓谷の上の方の別荘地辺りからの眺めだったかと思う。
11月3日だったかな。。。

ど真ん中に妙高山がありその手前に黒姫、そして飯縄山だったかな。
手前の山の向こうが長野市、こちら側手前が上田市あたりで、
いずれも雲に覆われて雪原のようにも見える。

初めてこの景色を見た時は度肝を抜かれた。
雲上の世界とはコレなんだ。







夕雲の輝き

 
2010年10月
関見峠から斑尾山



以前、同じ場所からの写真を投稿しましたが、その続編ということで。
実際はもうちょっとぼやけて、ここまでは色彩がはっきりしていませんでしたが、意外にもEOS40Dが頑張ってくれました・・・という写真。
コントラストとか画像処理は全くしていませんが、カメラの何が反応したのか。

例の台風の中で。



山頂の雲

 2010年11月
清里高原にて撮影




山頂が雲に隠れて見えないのも、神秘的でいいかなと思って。。。
どう感じるかは見る人のハートにお任せで。

夕日が当たる、あの山頂付近の雲の中から天の声を聞く・・・
そんな気持ちになるのは僕だけかな。

陰だけになりがちな逆光のなかで、山の険しさを際立たせている、山肌の凍りついた雪が
この写真のエッセンス・・・なんてね。




夜明けの光



2010年7月
五八木より撮影




過労で今日一日ダウン。
情熱も感動も、何処かに仕舞い込んで、ひたすら寝過ごす。

そして、かつての感動を掘り起こす。

地の底からの光。
降り注ぐ陽光ではなく、天を照らす光。
珍しい光景だ。


妖しい雲

 

2009年6月下旬
霧ヶ峰高原にて撮影



霧ヶ峰で撮影した朝焼け。
蜘蛛の糸と言ったら大げさかな。。。
細い雲が風に乗って踊っているようにも見える。
真ん中の記号のような、文字のような不思議な雲。
これから朝日が昇ってくる直前に、紅く浮かびあがってきた。

写真をクリックして大きな画面で見ると、白い点が月だとわかる。




北岳夕照

 

観音平から
2010年11月3日撮影



この山は、日本では富士山に次いで2番目に高い山。
手前に雲がたなびいていれば高さを表現できたのかな。

撮影しながらカモシカの鳴き声を耳にした。
「奥山に もみじふみわけ なく鹿の 声聞くときぞ 秋はかなしき」とは、こんな気分なのか。
なぜか中学生のときに暗記した、百人一首の一首が頭の中に浮かんだ。
展望台は大体どこも吹曝しで、見晴らしが良い分、風通しも最高に良い。
この日も冷たい風が容赦なく吹き付けていた。
いつもは一人なのだが、人生の先輩が富士山を撮影している。

北岳にレンズを向けて撮影していると、右側斜面に夕日が反射している。
僕はすかさず数回シャッターを押す。

快晴の紺碧の空が紅く染まっていく。そして夕闇が迫り、夜へと移り行く。
そんな時間の中で北岳は僕らを見下ろしていた。






権現

 

清里高原から
2010年11月3日撮影



今週は仕事で身体を酷使したので、今日一日転寝状態だった。
天気はよかったので、紅葉を撮影したかったが、出かける気力も湧いてこない。
こんなことは言いたくはないが、若い時のような回復力が何処かに消えてなくなっている。

なので今日は、先日各方面に出かけて撮影した写真を整理した。
早速、八ヶ岳の権現岳をアップ。
雲色が夕方の斜光線を受けて暖色系に染まり始めている。



モミジ染まる

 
笹ヶ峰牧場にて
2010年10月30日




見ての通り、向こう側に見えている白いものは雪。
氷雨の中で秋色のモミジを愛でるために佇むのだが、それにしても今回は寒かった。
シャッターを押す指が悴む。もちろん手袋無しではカメラを構えていられない。
季節はずれの台風に誘われた、冷たい北風が肌を刺す。
寒いはずだ、ここは雨でも、更に上は雪になっていた。

車に戻って暖を取り、強くなった雨脚が過ぎ去るのを待って撮影した。



まきばの秋

 
県立まきば公園にて
2010年11月3日撮影




カレンダーで北部イタリアのドロミテの写真を見ては、その美しさにタメ息がもれた時期があった。
行って見たいけど行けない、小市民の嘆きみたいなものだ。

しかし、ここの秋は似たような景色が見れる。
山の形や規模は違うかもしれないが色合いだけは、
カレンダーの写真と同じような色の配置になる。
どうだろうか。。。