達古武沼の氷紋
達古武湖(たっこぶこ)とも言うらしい。
釧路市街を抜けて例の展望台へ向かう途中で出会った氷結した湖。
自分の本貫の関東では、なかなか氷結した湖に出会うこともないので、
湖面のこの氷紋が気になり、車を止めて右往左往して撮ってみました。
もうちょっと高い位置から湖上の表情を・・・そこはあしからず。
凍った湖面に雪が降り積もり、解けた雪と風が作り出した紋様だと聞いたことがあります。
春になると凍った湖や沼はこういった表情を作り出すらしい。
Labels:
湿原
Location:
日本, 北海道釧路郡釧路町達古武
細岡展望台から
ここに到着した時には、すでにお天道様は没する寸前でした。
というのも、帯広から150Km弱という距離を軽い気持ちで走り出したのはいいのですが、
高速道路を下りてからの一般道は後悔の連続。
僕は100Kmを1時間で計算するのですが、一般道は制限速度あたりの速さで走るし、
市街地に入れば40Kmまでスピードが落ちるということを考慮しませんでした。
おまけに信号もあるわけで、4時間近くの時間を要して到着したわけです。
まあ、釧路湿原の手前にある氷結した湖が気になり、そこで道草を食ったというのもあるのですが。。。
ところで、釧路湿原。
写真の真中、蛇行した川の向こうに見える台地がキラコタン岬・宮島岬。
湿原に飛び出した台地の先端に、「岬」と言う名前がついているのが特徴。
今回は雲がかかっている、その岬の上に阿寒の山々が見えるらしい。
冷え込んだ朝であれば朝日を浴びた山々が見えるのだろう。
Location:
日本, 北海道釧路郡釧路町達古武
大沼公園にて
もう彼是10年ぐらい前、
会社のイベントがあってこの近くのプリンスホテルに滞在したことがある。
イベント中もここの景色が気になり、終了後は一目散に此処に来て写真を撮ったことが懐かしい思い出だ。
あの頃の僕は未だフィルムで撮影していて、使っていたカメラも名機OM-1。
軽量でコンパクト、出張の荷物に押し込んで持ち運べた。
中古のものを格安で手に入れた自慢のカメラだった。
このブログを始めたころからデジタルカメラへ移行し、
以来そのフットワークの良さにデジカメ最高と言うようになった。
ところで、今回は凍っている大沼を撮りたくて、単身赴任の機動力を生かして足を運んだわけである。
それも、寝坊して土曜日の昼飯を食べているときに、急に思い出して。
と言うより耳元で「そんなんで好きと言ってたらあかんやろ」囁く声が聞こえた。
ここまでの道程は4時間弱。滞在時間は1時間半。
往復8時間をかけて自分の思いを遂げた訳だ。
そんな努力もむなしく、春の高気圧に邪魔された、
夕陽に染まりきらない駒ヶ岳だった。。。
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