妙義神社は枝垂れ桜の里

 





僕がこの神社のファンであることは前回の投稿で書いた。
ちなみにだが僕は母親譲りのキリスト教の信者だ。
自分の信仰ゆえ北海道に布教活動にも行っている。

だから神社についてつらつら書いたりするのは不謹慎な事なのかもしれない。
ただ、僕は自分の国について、先祖や父祖たちが大切にしてきたものを、
大切にしていきたいという気持ちを持ち合わせている。
日本の神社仏閣について知っておかなければ、
自分を再確認することは出来ないとも思っている。

神社は宗教施設なのかもしれないが、神社を知れば我が国の失われた歴史も見えてくると思っている。


撮影日:2022年4月9日

白浜の日の出と海の鳥居

 








下田にある白浜海岸と海の鳥居。
何度も投稿してきているが、ここでの日の出は厳かな雰囲気が好きだ。
鳥居があると言うのは重要なファクターなのかも知れない。

日の出のあたりに御神体がある。
島々から渡ってきた民の首長の拠点がこの神社の前身なのかも知れない。


この海は航海船の往来が多く、どの時間にカメラを向けても船が入る。



妙義神社参道の枝垂れ桜

 






妙義神社の枝垂桜は樹齢200年と言われている。

ソメイヨシノでは追いつけない年齢だ。

この桜がアーチ状に咲いて、その向こうに山門が見えるんだが、

参拝客だらけなので上を見上げて記念写真。


神社の境内の其処彼処に枝垂桜がある。

それぞれに趣があり、いずれも年季ものだと感じられる。

ここは枝垂桜の里なのだ。


妙義の御山はそんじょそこらのお山と違って異様さを誇る容姿で、

山域には奇岩・怪石があり有名な場所でもある。

それゆえか近年パワースポットとして人気だったりする。


世の中にパワースポットという言葉が流布する昔のこと、

僕は仕事の仲間とここへドライブに来たことがある。

新緑香る季節の事、神社の境内に足を踏み入れた途端に霊気を感じた。

身体に電気が走った様にぞくぞくしたことを覚えている。

その経験があって僕は当社のファンである。



撮影日:2022年4月9日

新川千本桜は河津桜の並木道

 





千葉県に担当商圏を持つようになって3年経った。

八千代市から佐倉へ移動する時には、

新川沿いに田畑の中を抜けて印旛沼を経由するルートを愛用している。

2年目の春、このルートを抜けた時、

新川沿いに赤味の濃い桜が咲いるのに気がついた。

この界隈の桜が咲きだす前の事だったので、河津桜だと思った。

次の週のある日カメラを持って現地に着いたら、新川沿いの桜は終わっていた。


今年こそは仕損じてなるものかと3日に一度のペースで見回りし、

ついにタイミングを得て“新川千本桜”を近くで眺めることが出来た。


2023年3月10日 撮影

妙義の桜、大文字を添えて

 





妙義神社は桜の名所だ。


妙義山の山腹に大文字。

あの「大」の字は展望台になっているらしい。

神社の境内から見上げると小さく見える。



2022年4月9日撮影

風に揺れる墓守り桜







こんなタイトルを付けたくなる桜の名木。
綺麗な桜はその根元にお墓なり小さな祠があったりする。
先祖を忘れまいとする思いの表れだと思う。

遠目に花の美しさに誘われて近寄って見たら根元に御印があったりする事がある。
祠もそうだが墓石であったり、戦国時代の五輪塔であったり、更に昔の古墳であったり。
不思議なのは風に吹かれて枝がふわふわと揺れているだけなのに、
桜の精霊が手招きしている様にも見える時がある。

成仏された魂が花を通して語りかけて来ていると思えてならない。
これが夕方だと相当ドッキリする。


既に葉桜になりかけていたが、満開の桜が風に揺れているところを想像しながら撮った。

2023年4月22日撮影


観月舞台の桜は高嶺の花だ

 




三井寺には何度か桜を見に行ったが、

観月舞台からの花見の予約サイトがあるのは、今回初めて知った。

宣伝の桜の写真を見た途端、えもいわれぬ魅惑の世界に惹き込まれてしまった。

とは言え、思いつきで旅に出かける自分には、

予約のスケジュールが全く合わない(笑)


仕方ないので、観月舞台の外からで満足させるしかない。

ちょっとした高嶺の花を見る気分だった。



2023年4月2日撮影

紺碧の空に山桜は輝く

 





暮坂峠を六合村方面に下ると、

ヤマザクラの宝庫みたいな谷間を通過する。

クルマを停めて桜の見え方を登ったり下りたりしながら確認する。

立ち位置が違うだけで全く別人の様に見えたりする。

いい場所を見つけたが、車道脇に電線や電柱が入る。

今日の紺碧の空を取り込み、山間を通る電線が映り込まないように苦心した。

この電線が厄介だ。

美人画に鼻毛がついてるくらいに桜の品位が落ちる気がする。


2023年4月22日撮影


千葉氏ゆかりの寺と桜

 





千葉氏家臣の坂尾氏が建てた妙見堂がこの寺の前身らしい。
創建1130年。
この枝垂れ桜は代替わりをしてから400年とか。
江戸時代に栄福寺となった。
色々調べてみると土塁と空堀跡があるとの事。
とすると此処は坂尾氏の居館だったのか。
つまり居館の敷地内に妙見堂を祀っていたものと勝手ながら推察する。


ちなみに保元の乱1156年、平治の乱1160年。
かなり古くから千葉氏はこの辺りに勢力を張っていた。

ところで坂尾と書いて「さんご」と読むらしい。
なかなか読めないが、千葉県内には難読地名も多い。
それらを調べてみると面白い散策が出来るかもしれない。



2023年3月22日撮影



泉自然公園オオヤマザクラ

 







千葉市緑区にある泉自然公園。

その公園の真ん中あたりにあるオオヤマザクラ。

この方向だけが球体に見える不思議。

ちょっとでも場所がズレると球体じゃなくなる。


2022年4月8日撮影


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2024年1月1日は一粒万倍日だった。

開運日でもあり何かを始めるのにちょうど良い日でもあった。

幸か不幸か大晦日から体調を崩して、元旦は寝床で過ごした。

寝床で悶々としている時に、休眠中のブログを再開する事に思いが至った訳である。

2020年からほぼ休眠期に入ったブログなのだが、

趣味の写真はコロナ禍でも休む事なく続いた。

今月は25枚以上の投稿ができたのは一粒万倍日に再開した事に起因するのかもしれない。

そして10年以上書き続けてきた日本の風景への自分の思いを、

これからも書き続けて存在証明として残しておこうと思った次第である。

感謝。