妙高の空を染めて

 
妙高山を望む
2009年10月撮影



妙高山は特異な形をしているので、何処からでもそれと分かる。

金沢に単身赴任をしていた頃、毎週月曜日にこの山容を見ては、頭の中に和太鼓の音が鳴り響いた。何故だか解らないが、不思議にドンドコドンドコ頭の中で鳴り続けるような錯覚を楽しんだ。
そんな経験は僕ぐらいないのか。。。
東京に帰ってきてから、この山の懐にある高原に時々出かけるようになった。

この写真は、長野県にあるカヤの平高原から下ってくる山道で撮影した。
ここだ、と言うビューポイントはない。
志賀高原に紅葉の写真を撮りに行ったはずが、生憎の天気に意気消沈しながら、山を下りる時にこの場所を発見した。待つこと1時間、いや2時間だったかもしれない。
神様がいい物を見せてくれると、僕にはそう聞こえたから待ち続けた。

そうやって、この夕焼けにめぐり合った。
なかなか出会うことは少ない。
神様の祝福を感じた、そんな風景写真なのである。




1 件のコメント:

Dejemonos sorprender さんのコメント...

ohuu.. So beautiful.. i love your pictures,all so many colors, so much magic.. a great compsition..