月越原野の芽吹き

周氷河地形







月越原野の光る森。

若葉の萌黄色と新芽の赤さ加減が縞模様に、午後の斜光線が白く木肌を浮かび上がらせて、春の野山から脈打つ活力を感じました。



この時はこの辺りの特徴ある景観については、なんの知識もなかったのですが、
あとで調べてみるとスゴイことが分かりました。
このあたりは周氷河地形といって、地中の水分が凍結と融解を繰り返すことによって形成される地形で、北海道ではここの月越原野と稚内にある宗谷丘陵、そして兵庫県の砥峰高原の一部にしか見られないそうだ。なんでも氷河期に形成されたとかいう貴重な景観らしい。

場所は国道229号(雷電国道)を進み、島牧村本目海岸を道道523号(美川黒松内線)で登って行ったところ。







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