達古武沼の氷紋






達古武湖(たっこぶこ)とも言うらしい。

釧路市街を抜けて例の展望台へ向かう途中で出会った氷結した湖。
自分の本貫の関東では、なかなか氷結した湖に出会うこともないので、
湖面のこの氷紋が気になり、車を止めて右往左往して撮ってみました。
もうちょっと高い位置から湖上の表情を・・・そこはあしからず。

凍った湖面に雪が降り積もり、解けた雪と風が作り出した紋様だと聞いたことがあります。
春になると凍った湖や沼はこういった表情を作り出すらしい。










細岡展望台から







ここに到着した時には、すでにお天道様は没する寸前でした。
というのも、帯広から150Km弱という距離を軽い気持ちで走り出したのはいいのですが、
高速道路を下りてからの一般道は後悔の連続。
僕は100Kmを1時間で計算するのですが、一般道は制限速度あたりの速さで走るし、
市街地に入れば40Kmまでスピードが落ちるということを考慮しませんでした。
おまけに信号もあるわけで、4時間近くの時間を要して到着したわけです。

まあ、釧路湿原の手前にある氷結した湖が気になり、そこで道草を食ったというのもあるのですが。。。


ところで、釧路湿原。

写真の真中、蛇行した川の向こうに見える台地がキラコタン岬・宮島岬。
湿原に飛び出した台地の先端に、「岬」と言う名前がついているのが特徴。
今回は雲がかかっている、その岬の上に阿寒の山々が見えるらしい。
冷え込んだ朝であれば朝日を浴びた山々が見えるのだろう。






釧路湿原の入日

細岡展望台 / 北海道釧路市





釧路湿原の細岡展望台にて。


札幌単身赴任をするにあたって、自分の趣味を充実させるために、この釧路湿原はターゲットリストの上位にランキングしてました。ここの展望台は、釧路に住む友人に夕陽の綺麗に見える場所と教えていただき、赴任と同時に目を付けていた場所です。

できれば、雪のある白い原野を写真にしたかったのですが、4月2週目ともなると残雪もなく黒く広大な湿原が目の前に広がるのみでした。
雪が無いとはいえ、この時の気温が1度。
体感温度氷点下の風に手先を凍らせながら夢中で撮った中の一枚です。

他にもいいカットがあったので随時ブログで紹介したいと思ってます。






積丹の風

積丹半島





Facebookでつながっている人たちには既に公開した写真。


荒波を運ぶ風に乗って、旋回しながら空高く舞い上がる鳥の姿に感動。
陽の差し込む雲の切れ間を狙ってみたものの、いい角度に鳥が入ってきたときには、
すでに高度が増して小さなシルエットにしかなりませんでした。
苦心した割には自分の思いのようには撮れません。

あ・・・レンズの汚れではありません。



ところで、この手前のモアイみたいな岩には名前があるのかな。。。







雪のオホーツク






能取岬にて。

伝説や名前がついていそうな奇岩。
その下には置き土産の様に流氷の欠片が海岸にへばりついている。

この岬の何処かに行けば、海の向こうに知床連山が見えそうな気がして右往左往してみたが、オホーツクの空は分厚い雲で閉ざされていた。
残念ながら陽がさしていた空から、急に雪が振り出しここでの撮影は断念。

雪が降り出すと、さらに荒涼とした景色となり寂寥感が半端ない。






大沼公園にて







もう彼是10年ぐらい前、
会社のイベントがあってこの近くのプリンスホテルに滞在したことがある。
イベント中もここの景色が気になり、終了後は一目散に此処に来て写真を撮ったことが懐かしい思い出だ。

あの頃の僕は未だフィルムで撮影していて、使っていたカメラも名機OM-1。
軽量でコンパクト、出張の荷物に押し込んで持ち運べた。
中古のものを格安で手に入れた自慢のカメラだった。

このブログを始めたころからデジタルカメラへ移行し、
以来そのフットワークの良さにデジカメ最高と言うようになった。


ところで、今回は凍っている大沼を撮りたくて、単身赴任の機動力を生かして足を運んだわけである。
それも、寝坊して土曜日の昼飯を食べているときに、急に思い出して。
と言うより耳元で「そんなんで好きと言ってたらあかんやろ」囁く声が聞こえた。

ここまでの道程は4時間弱。滞在時間は1時間半。
往復8時間をかけて自分の思いを遂げた訳だ。


そんな努力もむなしく、春の高気圧に邪魔された、
夕陽に染まりきらない駒ヶ岳だった。。。



オホーツクの嵐





能取岬から。


オホーツクの海には嵐のような雲がかかってました。
あの雲の切れ目の下、あかるく光ってる部分が能取湖とオホーツク海をつなぐ入口。
そこはサンゴ草で有名な場所。
9月になったら、また足を運んでみようかと思ってます。





Northern lights





網走に行った、あの日。

日暮れを迎えてしまい、流氷を諦めかけていた時に見た彩雲。
この彩雲を海岸で見ようと移動したら、なんと流氷に出会えた吉兆のしるし。

画面右下に見える丘の向こう側が海岸。
焼けていく空を撮ろうと海岸線にでたところで流氷に出会えたのでした。









鵜の岬にて






2014年の元日、気の向くままかみさんと北へとドライブ。
地図を調べたわけでもないが、茨城県にある鵜の岬という浜に到着。

愛犬を車から連れ出し、暫し散歩を楽しみ、東屋があるこの場所で休憩。
いや、何のことはない空が染まりだしたので、ちょこっと写真を撮りました。
青い空と夕焼け色に染まる水平線。
数分ごとに打ち寄せる穏やかな波。


近くに大変立派な国民宿舎があり、その建物の目の前に此処の入江が続いています。






海別岳に昇る月







知床半島の付け根にある海別岳。

山頂が夕陽の照返しでピンク色に染まっている時には、その存在には全く気が付くこともなかったお月様。
日が陰ると俄かに存在を主張してきたから面白い。

日が沈むと一気に路面がツルツルに凍てつく。
車外に出ていい場所を歩いて探すのに、何度も滑ってこけそうになる。


本当はもっと暗いはずの写真だが、見栄えを良くするために明るく加工。

自分の写真は暗いモノが多いので、
ワビサビの「侘び」を表現してるつもりなのだ。