寿都湾

寿都湾 / 北海道寿都町






昨日投稿した『弁慶岬から』の寿都湾に触発されてもう一枚。


積丹半島とは違うので、分類的には積丹ブルーではないのかもしれません。
でもこの蒼さに魅かれるのです。

これは以前にも『寿都湾の景観』で投稿した、その辺りで撮ったものです。
いままで高原や山の中で撮ることが多かったこともあり、
この海岸のこの置石の様な景観に、数多ある石が空を飛んできたものなのか、
はたして波が運んできたものか、久しぶりに自然の謎を感じました。

また行ってみようと気にさせる、小生にとってはある意味パワースポットです。







弁慶岬から

弁慶岬 / 北海道寿都町





弁慶岬。
駐車場に車を付けると目の前に武蔵坊弁慶が立っている。
源義経と弁慶は平泉から落ち延びて北海道に流れ着き、
弁慶はこの地で再起を図ったらしい。もちろん伝説。


何度か投稿した寿都湾を入口から見たところ。
撮影場所は弁慶岬の裏手になるのかな。
この写真の反対側の岩場には、南極のペンギン並に釣り人で大賑わいだった。

この岩場が気になり、地元では何と呼ばれているのか検索したが、まったくヒットしない。
前回投稿した岩の浜もなかなか見応えがあったし、弁慶岬のこの眺めも自然の雄大さを感じさせてくれる。この景観を売り出して観光客を呼込めばいいのにと思うのは小生の愚考か。









散らされる白糸

白糸岬 / 北海道島牧村




北海道島牧村にある白糸の滝。
この滝がある岬を白糸岬と呼ぶらしい。

以前投稿した『月越原野から』 ここへやってきた時には、感動的に荒れた日本海から強風が吹きつけていた。立ち上がる波の峰を強風が蹴散らしては海岸へ叩き付けてくる。
日本海に面したこの滝は、落差150メートルの断崖を流れ落ちる。
岩肌を細く流れる様を白糸に例えているのだろう。

この日は時折吹きつける強風が滝の下から、その白糸を宙に巻き上げては散らしていた。






新緑・付知峡

付知峡 / 岐阜県中津川市




前回の投稿に引き続き付知峡の写真。


深い谷間に架かった橋の高さもさることながら、文字通りの断崖絶壁に映える若葉の色。
この橋を渡ってしばらく行くと、渓谷の奥へと進む狭い路地となる。









付知清流

付知峡 / 岐阜県中津川市



実家へ帰省した際には必ずと言ってもいいほど、この場所にはよく通う。
今回も5月下旬に用事があり、単身赴任先の札幌から、
都内の我が家を経由しての大移動でここへ来た。

何度も投稿するのは、ここの清流を見ていると心が浄化されるような気がするからだ。
裏木曽と言われる、この辺りは木曽山系の山々からなる、美しい渓谷が多々存在しており、
どの渓流にも清流の名にふさわしい透明度の高い流れがある。


夏休み時期には猛暑から逃げて、ここで過ごす家族を見かける。
近くにはキャンプ場もあり、川に飛び込んで遊ぶ子供たちの声が聞こえてくる。
童心に帰って、流れの中に飛び込んでみるのも楽しいひと時だと思う。






夕焼けと流氷

斜里にて流氷を見る
以久科原生花園 / 北海道斜里町






先週は彼の地でも30度を超える異常な天候が続いたようです。
たしかその前の週末は、雪がちらつくとか天気予報で言ってました。
物凄い寒暖の差に驚いてしまい、流氷を撮りに行った時のことを思い出して、この写真も投稿します。

夕陽を受けて染まった雲と流氷。
このころは路面がツルツルの氷点下でした。






月越原野から

月越原野 / 北海道島牧村





月越原野から日本海


この日は折り悪く曇り。いや、むしろこれから荒れるという空模様か。
今回は黒松内から此処へ抜けてきた。
緩やかな丘陵を登る峠道。
ちょっとしたスペースに駐車して、山菜採りに山の中に分け入ってる人たちも多い。

月越高原ともいわれる峠付近には発電用の風車が見えたりする。
そこから日本海側へ下れば、こんな景色が見える。


見晴らしのいい場所に立つと、あの向こうの海岸まで人の住む気配のない原野が広がる。

風が足元の草原を揺らして行く。
その中に波打ち際の音も聞こえたりする。





蒲原平盤

蒲原磯 / 北海道島牧村





蒲原平盤を飛ぶカモメ。

何度か投稿した蒲原平盤。
一枚岩の大きさを全容が入る構図で写真にしたのだが、自分の意に副わず平凡な海の写真になりそうだったので、トリミングして岩盤上の縞模様とカモメが目立つようにしました。なのでこの岩場の大きさは、岩の上にいるカモメから推し測っていただければと思うのです。
何回か投稿している理由は、一枚岩の構造物、しかも雄大な自然が作り出した岩盤に畏敬の念を感じるからです。









カワセミのいる風景

源兵衛川 / 静岡県三島市






今日、久しぶりに鳥を専門に撮っている友人と話をして懐かしくなり、この写真を思い出して投稿しました。
ミシマバイカモを撮りに行った折りに出会ったカワセミ。
その友人のカワセミの写真とは雲泥の差ですが・・・。

富士山の湧水が源兵衛川となって三島市をながれていきます。
地元の方々がこの自然を守ろうと非常に努力された川です。
川の中に歩道が整備されていて、ここの自然と向き合うことができ、
飛び石のような足場や橋の下をくぐったりと少年のころの冒険心が蘇ります。
ただ、絶滅危惧種の生息する場所でもあるので、此処を訪れる一人一人が環境への配慮を心掛けてほしい、いつまでも大切にしたい私たちの宝物です。






奇岩ロード長磯海岸

長磯海岸 / 北海道せたな町





道南の日本海側。


函館から日本海側を進み、江差からせたな町に入ると奇岩ロードと呼ばれている長磯海岸があります。
この海岸にはタヌキだとか親子熊、マンモスといった写真のモチーフになりそうな岩が多々あり、そんな由縁の通称が付いているのでしょう。
写真は5月中旬の週末に撮ったものですが、僕が持っているイメージ通りの日本海の日だった。
晴れた穏やかな海の色合いも落ち着いていいものだが、気性の激しい雰囲気もなかなか絵になって楽しい。ついつい写真の数も増えていく。
とはいえこんな表情の時は風と雨が横殴りに叩き付け、轟音とともに足元が波にさらわれそうで怖い。