熊野古道多岐原神社にて出会った桜

 






縁あって多岐原神社へ行った時に出会った桜。
熊野古道伊勢路の三瀬の渡しで川越をしたらこの神社の前を通る。
その昔、天照大御神の落ち着き先を探す旅に出られたヤマトヒメノミコトもこの川を渡るのに難儀していたらしい。そこに地元の真奈胡神が現れて川を渡したと言う伝説のある神社だ。

熊野古道はここから山を登り三瀬坂峠を越えて瀧原宮に出る。
この桜は神社前を抜ける熊野古道から眺めたものだ。

2024年の桜前線は一週間からの遅れで開花が始まった。
ここへの旅行の際も桜狩りは期待していなかったのだが見事に咲き誇っていた。
ちょうど新緑に阻まれて見えそうでいて全容が見えない。
もどかしい思いをしながら何枚か撮らせてもらった。



撮影日:2024年3月31日






臼井城空壕の桜

 





撮影日:2024年3月4日


千葉県には江戸時代の有名な城として佐倉城があるが、

その周りには戦国期を通して歴史の拠点として活躍した城が幾つか点在している。

その一つとして臼井城を推したい。

この城は上杉謙信の攻撃にも屈する事なく、

太田道灌の攻撃も交わしている。

その昔は印旛沼を取り巻く湿地帯が天然の要害として、

城の防御力を高めていた事だろう。

お城ファンであれば、駐車場に隣接する虎口に掻き上げ土塁、

本丸と二の丸を隔離する空壕とそれらを結ぶ土橋など、

説明がなくとも直ぐに気がつくはずだ。


この桜は二の丸と本丸の間にある空壕にある。

広い空間が特徴的な二の丸、そこの空壕は植樹された桜の木で良い感じに縁取りされている。

おそらく河津桜ではないだろうか、メジロが花を啄んでは散らしている。

この写真は前出の土橋の上から撮っている。





駿河湾の夕焼け風景


 





もうだいぶ昔の写真になると思う。
確かEOS40Dで撮っていた頃だったかな。
箱根のスカイラインの見晴らしの良いところで駿河湾を見渡した。
左手に見えるのは伊豆半島、大瀬崎辺りだろうか。

陽が傾くと空が黄色く染まり、
やがて雲が紅く燃えだす。
その上から濃紺の夜が降りてくる。

一番そわそわする時間だったりする。

青い川

 








青い池といえば北海道美瑛だが、岐阜のこの川もなかなか青い。
美瑛に行って青い池を見ながら、付知峡の流れを思い出した。
お蔵入りの写真を掘り出して確認したが確かに青い。
もうちょっと川の流れをしっかり入れて撮っておけばよかったと反省している。
今年は付知峡にもう一度撮りに行って見ようと思った。



宇宙の夜明け

 






だいぶ昔に撮った写真だ。
その年に投稿したと思うが、こう言う写真の現場にはなかなか遭遇しないものだ。
日の出の勢いとはこう言うものなのかもしれんな。
宇宙の青さと太陽の光。

武田菱あらわる!

 






北アルプス、五竜岳。
山の肩に現れる雪形は武田菱。
雪形は種蒔き爺さんが現れるところもあれば、代掻き馬が現れる山もある。
古くから農耕の合図として雪形は語り伝えられてきた。

戦国時代、安曇野周辺は武田信玄の支配地だったそうだ。
栄枯盛衰し武田家は次世代の勝頼の時に滅んだが、
今でも雪形を通して武田家の家紋を尊んでいる。




河津桜

 



2023年2月25日撮影



今年は河津まで見に行く機会を得なかったが、

金土日と三連休でありながら曇りがちな空模様だったそうだ。

土曜日に出かけた会社の後輩は満足そうに報告してくれた。

三連休初日は東京から東海地方は雨だったと記憶している。

いよいよ3月だ。中旬か下旬か?そこから忙しくなる。





小谷村にて

 



2019年5月4日




此処は多分、国道脇の駐車スペースだったかな。

糸魚川市の根地にヤマザクラを求めて走った、その時に休憩した場所だったと思う。

有名なスポットではないところで、波いる人だかりの注目も浴びず健気に咲いてる桜。

こういった桜が好きで好きでたまらない。





松戸市の桜の名所

 



撮影日;2022年3月31日



五重塔ってのは風景の中に重厚感を与えてくれる。

桜色の並木と合わせると厳かなワンシーンになるアイテムだと思う。

ワンポイントとして五重塔を取り入れて本土寺の庭園の広さを表現してみた。

初夏は紫陽花寺として有名だが、春は”桜の本土寺“だ。





檜原湖湖畔の出会い

 







裏磐梯にヤマザクラを求めて、
道の駅「裏磐梯」をやり過ごしてちょっと湖岸を走ると、
直ぐ視界に飛び込んできた桜だ。

観る人が居ない山の中の桜は、
僕だけ感と言う特別な存在になる。
要は独り占め状態というのが兎にも角にも嬉しい。

まだ雪が残っている気配の中に気品を感じさせる。
緑色の芽吹きが始まったばかりの森の入り口に佇む姿に一目惚れしてしまったわけだ。