積丹の海 夜を待つ

神威岬 / 北海道積丹町






神威岬つづきで。。。

日没直後のおだやかな海。
夜を待つ漁船。



岬の先端を諦めて早々に撤収した甲斐があり、のんびりと海を眺めながら帰る。
この岬は駐車場からの遊歩道があり、ちょっとしたハイキングコースとなっている。
駐車場には門限のあるゲートがあり、季節によっては日没を観たら、
車まで駆け戻るくらいの健脚が必要だったりする。








積丹半島 神威岬から

神威岬 / 北海道積丹町





岬の一番先端からの眺望。

夕方になると日陰になるのでシルエットだけですが。。。

悔し涙を飲んで、これを証拠写真に撤収。
いい具合に漁師さんの船が画面内に侵入。
この船から神威岩を見上げると、ド迫力なんだろうと思う。








夕映えの神威岩

神威岬 / 北海道積丹町





初めて神威岬に出かけたこともあり、
当然のように岬の先端から神威岩の夕景を撮るはずだった。
しかし、同じことを考える人たちは予想以上に多く、
三脚を立てることすらできず断念。

撤収の道中、夕陽に映える景観を数枚撮りながら、
門限ギリギリにゲートを通過して帰路の途中にここを見つけた。


どんどん夜になっていく。
三脚など立てている間がない。
最初から此処を見つけていれば・・・と思いつつ、
ISO感度を上げて数枚、手持ちで撮る。


沖の漁火で、孤独から解放された神威岩。






美瑛の丘

北海道美瑛町






北海道はお盆が過ぎると夏の終わりを実感できる。
この日の日中で17℃、陽が沈むころになると15℃を下回る。
半袖シャツ一枚で出かけていたが、耐えきれずフリースで身を包む。

風が吹き雲が流れ、いい頃合いを見計らって雲の間から陽光が漏れる。
スポットライトを浴びた丘を瞬時に撮る。
こんな色合いの表情は後にも先にも、この時だけだった。










丘のまち 美瑛

北海道美瑛町





有名な木が、この街にはたくさんある。
日産スカイラインのCMで有名になったケンとメリーの木。
その木とは駐車場を挿んで反対側にある、この丘の木が気になった。
車を停めてから向かう先が他のお客さんたちとは違う。


丘が夕陽で紅く染まる。
対照的な空の色。
斜光線を受けて木にメリハリが出ている。

この丘は何と呼ばれているのだろうか。
そんなことはどうでもいい。
有名な木よりも、この丘の木の方が今は輝いている。






石狩湾夕照

石狩湾 / 北海道札幌市





この同じ場所から、前回前々回の丘の雲の写真を紹介しました。
今回は丘と反対側の石狩湾の夕景から。


札幌市の手稲あたりから小樽にかけての山並みに、白い雲がかかっている。
陽が沈みはじめ、その夕陽に染め上った雲が、雪の山を思わせるような錯覚。
終わりかかっているとはいえ夏の季節なのだが、不思議な光景に出会った。




迫りくる黒雲

 / 北海道石狩市




前回からの続き。


本当はこの写真の方が数分も前に撮ったもの。
時間の経過と夕陽の照返しで紅い色がつき雰囲気も変わる。

この写真だと、なにか異変を感じさせる黒雲が迫ってくる。



不思議なものだ。

つづく。。。




丘の上の雲

嶺泊展望台 / 北海道石狩市






坂の上の雲ならぬ丘の上の雲。

この場所は石狩湾を望む夕陽が綺麗な展望台。
が、さらに行ったところに『恋人の聖地』と謳った名所もあったりする。

下に場所のリンクがあるので、地図を開いて確認してください。



前夜に雨を降らせた前線の影響もあり、いい感じに雲が流れて、
この日の夕焼けはとても綺麗だった。
場所もちょっとした駐車スペースもあり、夕陽を見に来るお客さんが引切り無しに続いた。

そんな皆さんを尻目に反対側の丘の上のドラマチックな光景をパチッ!と。

つづく。。。






揺蕩う霧

根釧国道 / 北海道厚岸町





霧多布続きで。


実は霧多布湿原、霧多布岬では、こんな感じに揺蕩う霧を思い描いていたのです。


厚岸に向かって走る、早朝の根釧国道(44号)はいい感じに霧に包まれていたので、
何年も思い描き続けた霧の瞬間に遭遇するものと我が心は高ぶっていたのでした。
しかし到着した厚岸望洋台にて、わが心の高ぶりは無残にも打ち砕かれてしまった。

目の前に広がる厚岸湾には霧が全くなかったのだ。


もし、湿原にも岬にも霧が無ければ・・・と思い、もと来た道を戻る。
さっきまで道路わきを包んでいた分厚い霧が風で流されている。

慌ててオートで数枚撮る。
そして脚使用でモードを変えて数枚撮る。

思い描いていた場所で思いを遂げられなかった時の保険。









霧多布岬

霧多布岬 / 北海道浜中町





本当の名を湯沸岬(とうふつみさき)と言うそうだ。

だから霧多布岬は別名になるのかな。


霧多布の字並びから、霧の中にこの岬が見え隠れしている様を思い描いていた。
海面にも上空にも霧が渦を巻いていて、
陽の光を受けては薄らと岬の岸壁が見えたりする、
そんな光景をずうっと頭の中に思い描いてきた。

そして、その思いを胸に、ここへ足を運ぶ日がきた。


どうやら霧多布の文字は、僕の空想に事欠かなかったようだ。