風に揺れる墓守り桜
観月舞台の桜は高嶺の花だ
三井寺には何度か桜を見に行ったが、
観月舞台からの花見の予約サイトがあるのは、今回初めて知った。
宣伝の桜の写真を見た途端、えもいわれぬ魅惑の世界に惹き込まれてしまった。
とは言え、思いつきで旅に出かける自分には、
予約のスケジュールが全く合わない(笑)
仕方ないので、観月舞台の外からで満足させるしかない。
ちょっとした高嶺の花を見る気分だった。
2023年4月2日撮影
紺碧の空に山桜は輝く
暮坂峠を六合村方面に下ると、
ヤマザクラの宝庫みたいな谷間を通過する。
クルマを停めて桜の見え方を登ったり下りたりしながら確認する。
立ち位置が違うだけで全く別人の様に見えたりする。
いい場所を見つけたが、車道脇に電線や電柱が入る。
今日の紺碧の空を取り込み、山間を通る電線が映り込まないように苦心した。
この電線が厄介だ。
美人画に鼻毛がついてるくらいに桜の品位が落ちる気がする。
2023年4月22日撮影
千葉氏ゆかりの寺と桜
泉自然公園オオヤマザクラ
千葉市緑区にある泉自然公園。
その公園の真ん中あたりにあるオオヤマザクラ。
この方向だけが球体に見える不思議。
ちょっとでも場所がズレると球体じゃなくなる。
2022年4月8日撮影
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2024年1月1日は一粒万倍日だった。
開運日でもあり何かを始めるのにちょうど良い日でもあった。
幸か不幸か大晦日から体調を崩して、元旦は寝床で過ごした。
寝床で悶々としている時に、休眠中のブログを再開する事に思いが至った訳である。
2020年からほぼ休眠期に入ったブログなのだが、
趣味の写真はコロナ禍でも休む事なく続いた。
今月は25枚以上の投稿ができたのは一粒万倍日に再開した事に起因するのかもしれない。
そして10年以上書き続けてきた日本の風景への自分の思いを、
これからも書き続けて存在証明として残しておこうと思った次第である。
感謝。
神話の世界と白兎の道
夏の雨晴海岸
小金井公園の桜
小金井公園は家の近所でもあるので桜の季節は毎年出かけている。
昔は気心の知れた友人家族と、教会の日曜日の礼拝が終わったら、
食事を持ち寄って集まったりしていた。
僕らは月の最初の日曜日は断食をするので、
断食日じゃない日曜日に「今年の見納めだね」と集まったので、
当時は4月の2週目までは桜は持ったんだと思う。
そしてこの桜は、コロナ禍2年目の外出禁止令が出ていた最中に出かけた。
閑散としていたが、同じように桜を愛でに来ている人たちも見かけた。
空気感染は無いと言われていたコロナ。
各都道府県知事は無駄に外出自粛を呼びかけていた。
外出禁止令など関係ない我が職務。ありがたや。。。
2021年3月29日 撮影
白兎海岸の夕焼け
ひょっとしたら神聖な場所なのかもしれないが海岸を右往左往してベスポジを探す。
近づいたり離れたり、日没が見える場所を求めてみたが岬の向こう側に陽は降りていった。
厳かな雰囲気を出しておこうと、暗めにして撮る。
上の雲の筋が、もうちょっと赤みが帯びてくれるといいんだが、
これで目一杯の赤さだった。
大国主命と因幡の白兎が出会った場所。
ここが我が国の神話の舞台だ。
暮坂峠の桜
2023年の桜前線は随分と急かされて北上した。
おかげで北上州の有名どころの桜は例年より早く散っていた。
日本ロマンチック街道を進むと暮坂と言う峠がある。
峠道には名所の桜より遅咲きの桜が咲いていた。
新緑と紺碧の空とヤマザクラ、見ていて飽きない。
2023年4月22日 撮影