小國神社の夜もみじ2020
伊夜比古さまの桜
弥彦神社は、古くは伊夜比古神社として紀元前より此の地に御鎮座されていたそうだ。
我が国には紀元前より存在していた神社が意外にも多く存在している。
しかし、日本の歴史教育では他国の古い文明については学ぶが、
自国の紀元前から存在していた文明ついては学ぶ機会が無かった。
人生で半世紀を通過し、その終盤にさしかかるのに、
あまりにも自国の事を知らないのは情けないことだと思い、
昨今のパワースポットブームに合わせて神社仏閣を巡り歩くようになった。
神社は宗教施設かもしれないが、失われた古代日本の歴史を知る事もできるのだ。
2021年4月10日撮影
瀬戸内海の日没シーン
砂丘の色はひとつじゃない
砂の紋様は風が通った証だ
砂丘の表面には風が作った波の様な紋様がある。
風が吹いている間は少しずつ形を変えて出来上がる。
大人数で歩いた足跡も証拠を隠滅するかの様に掻き消される。
北海道では雪の上の風紋をよく見た。
どちらも地表の表情で風を感じる場所なのだ。
2023年9月28日 撮影
初体験!鳥取砂丘。
撮影日 2023年9月28日
テレビで見たりして知ってはいたが、実際にその場に立つと気持ちがグングン上がる。
この場所が砂丘への入り口。
ここからダラダラと降っていき、あの陽の当たっているところで駆け上がる。
いわゆるスリバチ形状になっており、底には湧水が滲み出ている。
駆け上がった先がスリバチの向こう側になる馬の背と言うところだ。
強い海風が運んでくる砂が顔に刺さる。
砂の粒子で目がやられて痒くなる。
そして、胡椒を鼻の前で振り掛けた様にくしゃみがやたらと出た。
途中で靴を脱いで裸足になると大地を感じて心地良くなった。
海まで降りて行ったり、登ったり降りたり、湧水を感じたり、
ただひたすら歩いたが非日常を楽しめた。
赤穂の雲は赤かった
明石に住む友人に聞いて訪れた赤穂の海。
伊和都比売神社がある御崎と言うところ。
この神社は山本五十六、東郷平八郎と連合艦隊司令長官が参拝したところらしい。
その下の小洒落た街並みを抜けるとすぐ海だ。
「朝も夕方も素敵ですよ」と教えてもらった通り最高の夕焼けシーンに出っくわした。
陽が沈んだ後に現れた夕照の雲。
あたりは夜へとシーンが変わる。
2022年9月24日 撮影
妙義神社は枝垂れ桜の里
白浜の日の出と海の鳥居
妙義神社参道の枝垂れ桜
妙義神社の枝垂桜は樹齢200年と言われている。
ソメイヨシノでは追いつけない年齢だ。
この桜がアーチ状に咲いて、その向こうに山門が見えるんだが、
参拝客だらけなので上を見上げて記念写真。
神社の境内の其処彼処に枝垂桜がある。
それぞれに趣があり、いずれも年季ものだと感じられる。
ここは枝垂桜の里なのだ。
妙義の御山はそんじょそこらのお山と違って異様さを誇る容姿で、
山域には奇岩・怪石があり有名な場所でもある。
それゆえか近年パワースポットとして人気だったりする。
世の中にパワースポットという言葉が流布する昔のこと、
僕は仕事の仲間とここへドライブに来たことがある。
新緑香る季節の事、神社の境内に足を踏み入れた途端に霊気を感じた。
身体に電気が走った様にぞくぞくしたことを覚えている。
その経験があって僕は当社のファンである。
撮影日:2022年4月9日