裾花峡の桜










渓谷の風を受けて宙を舞う                             



長野市の入山地区は裾花峡にあるので、人が住む場所は渓谷の斜面。     
この斜面と向こう側の農作業の斜面との間には裾花川で隔たりがある。    



ここは我が父祖の地。葛山落合神社へ登る道の路傍。                
風に舞う桜の花を見ていると、祖先の歓迎を受けているかのような思いだった。




山桜花・長野県小川村











GWと言えば、僕にとっては山桜を撮りに行くことかな。。。

都心周辺の桜と違って、山の中の桜には違った味気を感じるのだ。
むしろそっちの桜のほうが僕好みと言うべきだろう。

百人一首で覚えたヤマザクラの歌「もろともに あわれと思え ・・・」
何かを語りかけている様な、そんな気がしてならない。




夜を迎える荒崎海岸











日は沈み、夜を迎える。

風と波の音

次第に寂しくなる、そんな時間に。
スローシャッターで。







紅葉の色合い












昨年の11月に奥多摩を抜けて、柳沢峠に差しかかった辺りで。

同じ枝でも色合いの違いがありますね。




黄昏(こうこん)











黄昏「たそがれ」と読まず
漢語的に「こうこん」と読みたい。

黄色と昏(暗)いが混ざる、この時間帯を上手く表現した言葉だと思っている。



以前投稿した「紅蓮の空」の続編。
いや、こちらの方が時間が早いか。。。

同じような写真だが、上空の濃紺の色合いが自分は好きだ。





甲府盆地と富士











八ヶ岳の観音平から見た甲府盆地。
そして鎮座する富士山。

まもなく日没を迎える曇り空。


ちょっと味気ないかな。

八ヶ岳夕照












望遠でのボケ感。

山梨県北杜市のハイジの村付近からの八ヶ岳。
右は赤岳だったかな。左奥は何岳だったかな。。。


駿河湾・紅蓮の空













紅蓮(ぐれん)、猛火の炎の色を例えて使う言葉だそうです。
そんな燃えるような雲が、天から落ちてくるような感じがした一枚。

眼下に駿河湾を見下ろせる、箱根スカイラインより撮影(2012年1月3日)







山稜を越える雲












草津白根山へと向かう路上にて。


この山の向こうからやってくる風が、山稜を越えようとして、
こちら側の暖まった風に触れて雲になっていく。

雲は朝のゆるい光を浴びて、活力を得た生き物のように動き出す。
一方は山の斜面を下り、他方は上空へと向かうのだが、
そんな雲としての活動も、朝の斜光線の中で儚く消えていく。