森タワーと夜桜

六本木ヒルズ / 東京都港区





この桜は広がった枝ぶりがよく見事だった。
通りかかる誰もがこの花の下で写メを撮っている。
あの不思議な円盤の下では「CRAFT SAKE WEEKS」と言うイベントが行われていた。
毛利庭園へはここからも行ける。

僕はあのビルが六本木ヒルズだと思っていたが、
その名称はこの周辺一帯を指すらしいと言うことを最近に知った。







東京夜桜☆毛利庭園

毛利庭園 / 東京都港区






もう何年も東京に住んでいながら、今回が初めての庭園散策。
しかも、近くに勤務している会社もあるのに一度も行ったことが無かった。
東京の田舎に住んでいる自分には何か照れくささもあったのだ。
ありがたくも会社のカメラ仲間が一緒だったので充分満喫。

東京らしさを表現したかったので、東京タワーを一緒に撮ってみた。





魅せる桜

上野恩賜公園 / 東京都台東区





この黒門は、上野寛永寺の門だと思っていたが、
実は違って旧鳥取藩池田家という32万石の大名屋敷の表門だった。
丸の内にあったものを昭和に入って移築したそうだ。

上野公園は桜並木で有名だし、季節になると花見客でごった返す。
しかし、ありがたいことに此処には酒臭さが漂ってはこない。
撮りたいように撮れるいい場所だ。

ライトアップの強い光源に照らされて、夜になると魅せる桜になる。










東京夜桜☆池上本門寺

池上本門寺 / 東京都大田区





もっと桜に包まれている五重塔をイメージしていたのだが、
まあ、夜だし桜があっても光が足りないしで、
五重塔を下から見上げて撮るだけで精一杯だった。

蒼い夜空に五重塔の朱色が映える。
桜の枝ぶりに物足りなさを感じる。

周りはお墓なんでね、静かに静かに。



東京夜桜☆小金井公園

小金井公園 / 東京都小金井市





何年か前に此処で撮った夜桜を投稿している。
あのころはEOS40Dだった

腕前は上がらないが、カメラの機能が上がった分、迫力が違う。

本当は三脚を立てて撮ったらいいのだが、
夜の公園には御犬様と一緒に出かけてるので、一か所でのんびりさせてもらえない。





夜桜と国会議事堂

千鳥ヶ淵公園 / 東京都千代田区



山桜と里桜を撮り歩いていた僕が、
ようやく街の中の桜を撮るようになった。

今回は皇居のあるお堀端、半蔵門が見える千鳥ヶ淵公園。

そういえば、十数年前にここで菜の花と桜のコンビネーションを撮ったことを思い出した。
御壕の向こうに半蔵門の土橋、そして国会議事堂と東京タワーが見える場所だ。

あの桜をもうちょっと色気があるように撮りたかったのだが、
稚拙な腕前なので、そこはご愛嬌でお許しいただきたい。

千鳥ヶ淵の桜は、この場所の反対側が有名だ。

仏ヶ浦から

仏ヶ浦 / 青森県佐井村





佐井村は夕陽が綺麗というのは確かにそう思う。
たった一回しか行ってないが、いい写真が何枚も撮れた。
僕は雨男で、たいがいの旅は雨になる。
しかしこの旅は夕焼け日和だった。



夕焼けの景勝地

仏ヶ浦 / 青森県佐井村






仏ヶ浦は奇岩の景勝地だが、陽が沈めば夕焼けの景勝地だと思う。

駐車場までの帰り道は、暗くなると電燈のない山道を登るため、
わりと早めに切り上げて帰ってしまう人が多い。
孤独や寂寥感と向き合えるなら、夕陽の絶景を独り占めできるはずだ。





仏ヶ浦夕彩

仏ヶ浦 / 青森県佐井村







昼過ぎに青森空港に降り立ち、ここまでレンタカーで疾駆して3時間半。
到着した時は夕陽が沈みかけた16時半だった。
夕方だから観光客は喘ぎながら海岸からの山道を登ってくる。
数人のカメラマンはとにかく下山する。

途中に東屋があるが、目の前の樹木が立ちはだかり見晴らしは全くない。

クマ出没注意の看板など目もくれず、
とにかく駐車場から一気に海岸まで下ると驚きの景観が広る。

現場に降り立つと時間との戦いだ。
斜陽の当たる岩場を探して回る。
一つの場所にこだわっていると名場面を見過ごしてしまいそうだ。








陸奥湾の黄昏

仏ヶ浦 / 青森県佐井村






以前、青森へ出張した折に利用した三沢空港で流れていた、
佐井村の観光イメージビデオに触発されて、夕焼けを見に来た。

写真は仏ヶ浦駐車場からちょっと離れた路上で撮ったものだ。
もうすっかり、日が暮れて夜の帳が降りてきていた。
わずかな日没色を、ISOを25600に設定し手持ちで撮ると、こんなに明るく写っていた。


ところで、此処に来て残念だと思ったのは、こういった夕焼けの景色や風光明媚な佐井村の海の景観を見渡せるところが少ない事。
いったい、あの観光用のビデオはどこから見えた景色なのだろうか。

たまたま仏ヶ浦で出会った、新潟から来ていた先輩に此処を教えていただいた。