狩勝峠からの展望
狩勝峠から。
標高644mのこの場所は、日高山脈を越えて十勝平野へ抜ける国道38号線の峠道だ。
峠に立つと「新日本八景」 と謳われた素晴らしい大展望が開けている。
そして本州からきた僕には馴染みのない山が目の前に連なっていた。
中央右から東ヌプカウシヌプリと西ヌプカウシヌプリ。
同じような三角形の山容がひときわ目を引く。
そして左へ、カタカナ表記の山名がならぶ。
僕は仕事の都合で、この写真を撮る前日に帯広からこの峠を越えてトマムへ下りた。
その時は物凄い強風と雪で峠全体が揺れ動くほど荒れていた。
だから余計に次の日の土曜日に再度登ってみたくなった。
道路わきに二階建ての展望台がある。
其処に立った時、突き飛ばす勢いの暴風が吹いていた。
大沼公園にて
もう彼是10年ぐらい前、
会社のイベントがあってこの近くのプリンスホテルに滞在したことがある。
イベント中もここの景色が気になり、終了後は一目散に此処に来て写真を撮ったことが懐かしい思い出だ。
あの頃の僕は未だフィルムで撮影していて、使っていたカメラも名機OM-1。
軽量でコンパクト、出張の荷物に押し込んで持ち運べた。
中古のものを格安で手に入れた自慢のカメラだった。
このブログを始めたころからデジタルカメラへ移行し、
以来そのフットワークの良さにデジカメ最高と言うようになった。
ところで、今回は凍っている大沼を撮りたくて、単身赴任の機動力を生かして足を運んだわけである。
それも、寝坊して土曜日の昼飯を食べているときに、急に思い出して。
と言うより耳元で「そんなんで好きと言ってたらあかんやろ」囁く声が聞こえた。
ここまでの道程は4時間弱。滞在時間は1時間半。
往復8時間をかけて自分の思いを遂げた訳だ。
そんな努力もむなしく、春の高気圧に邪魔された、
夕陽に染まりきらない駒ヶ岳だった。。。
信州伊那のアルプス街道
2013年、明けましておめでとうございます。
今日は岐阜の中津川から、木曽を抜けて伊那へ。
かつては険しい山間を抜ける権兵衛峠がありましたが、
近年トンネルが完成し、利便性が増しました。
そのトンネルを抜けて県道203号へ左折した辺りで撮影。
一番高いのが千丈ヶ岳、左の三角のが甲斐駒ケ岳だったかな。。。
ところで『日本風景街道』というのがあるらしい。
このあたりも、信州伊那のアルプス街道というエリアになってます。
南アルプスと中央アルプスに囲まれた美しい眺望の地域です。
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