浮島海岸のもう一つの顔。
駐車場の脇から撮ったもの。
本当はもうちょっと明るいのだが、暗めに撮るのが自分の好みだったりする。
こうすると妖しい雰囲気の逢魔が時を感じられる気がする。
この雰囲気が好きなのは、日没の山林の中で不思議な気配を感じた、
幼少の頃の経験があるからだと思う。
浮島海岸のもう一つの顔。
駐車場の脇から撮ったもの。
本当はもうちょっと明るいのだが、暗めに撮るのが自分の好みだったりする。
こうすると妖しい雰囲気の逢魔が時を感じられる気がする。
この雰囲気が好きなのは、日没の山林の中で不思議な気配を感じた、
幼少の頃の経験があるからだと思う。
浮島海岸は西伊豆の堂ヶ島のちょっと北側にある。
太古の海底火山が作り出した、珍しい形の奇岩林立する自然美あふれる海岸だ。
海水浴場なので夏のシーズン中は立ち入る事も儘ならないと思うが、
冬に間であればクルマも楽々止められて、目の前はこんな景観の海が広がっている。
こっちも良いが、あっちも良いぞと言う感じに屹立した岩壁が魅力だ。
この辺りは釣りのスポットでもあったりする。
良くあんなところまで行ったなぁと釣り人のモチベーションに感服する。
波の轟が響き渡る岩壁の上で足を竦ませてはそう思った。
2023年2月撮影
写真二連の投稿は初だと思う。
小國神社の紅葉夜景は水面に映り込む照葉の色が綺麗だ。
上は日没後すっかり暗くなってからのもの。
下は日没のまだ明るい時間。
暗さが色々と隠してくれるので紅葉だけが浮かび上がって良い塩梅になる。
ところで此処での撮影に慣れたカメラマンは長靴履きで、川の中をバシャバシャ歩き回っていた。
心得のあるカメラマンは此方に声掛けしてくれるが、そうではないカメラマンも多い。
上の写真、左に三脚の脚が写り込んでいる。
ライトあたりにカメラを覗き込む頭がある。
シャッタースピードを遅くして全体的に暗く撮ってぼかした。
何カットか撮ったが、彼のカメラモニターの光が入ってしまい興醒めした。
香嵐渓の写真を先に出してしまったが、本来は小國神社の紅葉を朝と晩で撮るのがツアー目的だったのだ。
数年前まで静岡県東部を仕事上の商圏担当をしていたので、
小國神社の紅葉の噂はちらほらと耳にし、折りあらばと狙っていた。
いよいよ商圏交替で千葉へ赴く前の12月に出かけて行った事がある。
なかなか趣きのある紅葉だったのを思い出して、今回出かけてみたわけだ。
小國神社は遠江国一之宮と言う事で、神社ファンに人気のあるスポットだ。
大國主命(オオクニヌシノミコト)を御祭神としており、
自分としては小國=大國の関連性に物凄く興味を惹かれている。
コロナ禍の真っ最中の正月元旦に初詣に出かけた事もある。
鳥居で一礼し参道を進むと、後ろからゴオーと突風に煽られ身体を揺すられた思い出がある。
まさに大國主命の御神威を感じて、それ以来小國神社のファンの一人となっている。
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香嵐渓/愛知県 |
香嵐渓の飯盛山を無心になって登った様に書いてしまったが、
実のところは還暦の身が急登坂に耐えきれず、
ゼエゼエ言ってる呼吸を宥めるべく要所要所で小休止したのが本音である。
小休止したふりをして憧れの紅葉を写真に収める。
息が上がってるから、手ブレした写真が多い。
その中でもこの一枚がまともに写っていた。
手ブレ防止機能が付いてるカメラで手ブレがあるという事は、心臓が破れるかの勢いでバクバク言っていたんだろう。
斜陽の西日が当たっていて紅葉が輝いて見える、
その瞬間に心臓以上に心も躍っていたわけだ(笑)
香嵐渓の紅葉を川沿いで楽しむつもりでいたのだが、
なぜか吸い込まれるように森の中へと誘われてしまった。
森の中から紅葉を見るのも悪くはないと心を躍らせてみたものの、道は山の斜面に取り付きそのまま登っていく。
すでに斜陽の時間であるのに、これから山道を登り続けるのもなあ…と思いつつ。
後ろを振り返ると後続の人達の「早く歩けよ」と言わんばかりの無言のプレッシャーに負けてひたすら登ったわけである。
この山は飯盛山と言って、鎌倉時代になって足助氏の拠点があったりした所らしい。
山上には磐座も存在し、古代には祭祀場だったみたいな感じでもある。
その山頂で一息入れたら、暗くなる前に下山だ。
すでに日が暮れて始めると山道の至る所から紅葉を照らすライトが点灯する。
ライトアップされた森は紅葉ではなく黄金の森に見える。
豊臣秀吉の大阪城にあった黄金の茶室を想像したりして、勝手な風情を感じた(笑)
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香嵐渓/愛知県豊田市 |
今まで東海地方の紅葉はあまり眼中になかった。
たまたまパワースポットブームで近隣の猿投神社を参拝したついでに、渋滞を乗り越えて訪ねてみたのが本音だ。
紅葉の季節、香嵐渓を目指す道路はどこから行っても大渋滞である。
地元の方々が運営する臨時駐車場にクルマを止めて川沿いの道路を歩く。
橋を渡って交差点を過ぎ、香嵐渓の主峰飯盛山の斜面を目にした時に度肝を抜かれた。
紅葉の森から大地の息吹きが聞こえるではないか。
ここはパワースポットだと直感した。こんな経験いままでした事もない。
2023年、関東地方は異常気象で11月になっても暑い日が続いていた。
都内は11月なのに夏日だった事もある。
11月下旬から急に涼しくなり冬に向かっているのを感じた。
晩夏から秋にかけての秋風なんて感じなかったし、紅葉の事なんて思い出しもしなかった。
いよいよ勤労感謝の日、さすがに紅葉して無いわけがないと思い出かけてみたわけだ。
2022年の桜狩りはここからスタートだ。
建国記念日の東京は前夜からの雪に足止めを喰らったが、
南伊豆へ来てみてビックリ、もう桜が咲いていた。
春はここから始まってる。
足元の菜の花が物足りないが、まあこれで良しとしよう。
昼すぎまでは晴れていたが、
おやつの時間以降は雲が多くなってきた。
流れる雲の間から日が差し込むタイミングを見計らってパチリ。
光の加減で影日向になり、
微妙に桜が斑になっているけど御愛嬌ということで。
よく見れば、人力車と車夫のお兄さんにスポットライトがあたり、
あの背中が演出する雰囲気のある観光写真となった。