権現

 

清里高原から
2010年11月3日撮影



今週は仕事で身体を酷使したので、今日一日転寝状態だった。
天気はよかったので、紅葉を撮影したかったが、出かける気力も湧いてこない。
こんなことは言いたくはないが、若い時のような回復力が何処かに消えてなくなっている。

なので今日は、先日各方面に出かけて撮影した写真を整理した。
早速、八ヶ岳の権現岳をアップ。
雲色が夕方の斜光線を受けて暖色系に染まり始めている。



モミジ染まる

 
笹ヶ峰牧場にて
2010年10月30日




見ての通り、向こう側に見えている白いものは雪。
氷雨の中で秋色のモミジを愛でるために佇むのだが、それにしても今回は寒かった。
シャッターを押す指が悴む。もちろん手袋無しではカメラを構えていられない。
季節はずれの台風に誘われた、冷たい北風が肌を刺す。
寒いはずだ、ここは雨でも、更に上は雪になっていた。

車に戻って暖を取り、強くなった雨脚が過ぎ去るのを待って撮影した。



まきばの秋

 
県立まきば公園にて
2010年11月3日撮影




カレンダーで北部イタリアのドロミテの写真を見ては、その美しさにタメ息がもれた時期があった。
行って見たいけど行けない、小市民の嘆きみたいなものだ。

しかし、ここの秋は似たような景色が見れる。
山の形や規模は違うかもしれないが色合いだけは、
カレンダーの写真と同じような色の配置になる。
どうだろうか。。。



小春日和の中で

 
県立まきば公園より権現岳
2010年11月3日撮影




小春日和を満喫した日だった。
とは言え、高原や山の中の空気は冷えていたが。。。

晴れの特異日、11月3日はそれに当る。
あの台風以来、雨が降って寒い日が続いたが、さすがに特異日だった。



斑尾山影


赤倉から斑尾山
2009年9月撮影




山をシルエットにしてしまうと、空が引き立つ。
日の出後の間もない時間帯に東の空を撮影した。
斑尾山の向こうの山間の靄を見たら早朝の空気を感じるかもしれない。




怒涛のごとく

 
車山の肩から美ヶ原方面
2009年6月撮影






写真で見ると大したことはないのだが、実際見るとこの雲海は流れていた。
ドライアイスの様に沸き立ち、盛り上がり、
そして西から東へ(画面左から右へ)流れていた。

不思議と流れる音が脳裏を過ぎる。
何かが崩れ落ちる音にも似た、ガラガラと不思議な音が聞こえた気がした。。。






嵐の輝き

 
関見峠から斑尾山
2010年10月30日撮影




この写真は前回投稿の写真と同じ場所から撮影したものだ。
時間的には、この写真の方が数分早く撮影している。
関見峠にはバス停付近から。

すっきりしない東の空の、斑尾山の上の雲が金色に輝いたタイミング。
夕陽の撮影は、刻一刻と空の色を変えてくれる。
しかも台風の直後ということで、上空の強風に雲も姿を変えてくれる。
その雲に日没の斜光線が当たり、ドラマチックな色合いを演出してくれている。








暴風雨からの贈り物

 

関見峠から斑尾山
2010年10月30日撮影




台風14号が太平洋を北上し、東京湾を掠めるかのように房総沖へ通過。
その影響で一日中雨、そして風が強かった。

そもそも、台風の影響が無いと思われた日本海側に来たのだが、意外に今回の台風の勢力範囲が広く、新潟県のこのあたりもすっぽり厚い雲に覆われていた。
まあ、よくある自分勝手な思いこみである。

紅葉を撮る為に笹ヶ峰へ行って見たが、日差しが無いので鮮やかさもイマイチ。
朝から降り続く雨と、時折吹き付ける風が痛いくらいに寒い。
見上げてみれば、頭上の山の頂には雪が降っているではないか。。。

仕方が無いので、午前中は車の中で読書と転寝で時間を過ごす。

とりあえず、雲の絶え間を探して赤倉から燕温泉へと抜けるこの峠に落ち着き、日没前の照り返しをひたすら待った。





遠望槍ヶ岳

雲海に浮かぶ槍ヶ岳連峰
2009年6月下旬





霧ヶ峰から槍ヶ岳を案外綺麗に拝むことが出来る。
この日は、日の出直後の時間帯に車山の肩から撮影した。
目の前に広がる雲海。
海の向こうに島のように見える日本アルプス。
撮影後、時間がたつにつれ、霞がかかって見えにくくなる。
6月の下旬といえば、梅雨真っ盛り。
その中休みに撮影したラッキーな写真。










朝の斜光線


赤倉から撮影
2009年9月下旬


画面左から右下にかけて、朝の斜光線が見えますか?
赤倉高原、名前は忘れてしまいましたが、スキー場辺りから撮影しました。
高原の朝の清々しさを感じていただけたらと思います。
画面の左に見えるのが斑尾山です。半分切れてますが。。。
雲海もなんとなく向こうに見えて、高度を感じます。