秘境の春,秋山郷

秋山郷 / 長野県栄村








数年ぶりに秋山郷を訪ねた。

もう桜は終わりかけていたが、
それでも、まだ僕を待っていた桜がいた。

この日は上空に雲が集合し始めていたので、
雲間からの日差しを期待したりしたのだが、
こういうのは得てして期待通りにはいかないものだ。

とは言え、白樺と桜が共存し渓谷の残雪もあって秘境の春の写真になった。






光芒, 大岡 長野市









光芒、天使の梯子の別名。

前回投稿の場所と時間を少し変えて撮ってみました。
風が強いと雲の様子が激しく変わります。
そして、天の窓が開いてるようにも見える。


私たちの人生は青空だけではない。
雲が多く、風も強ければこんな夕日も見れるということか。







天使の梯子,大岡 長野市






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久しぶりの天使の梯子。
連日のように寒い日が続いたが、この日は午前中から気温上昇。
そんな影響もあり、時間を追って遠くの山々が霞んでいった。
朝はくっきりと見えていたアルプスも、夕方近くには雲に覆われるようなる。
ありがたい事に風が強かったので、雲の割れ目から陽が射す。

何枚か撮った中の一枚だが、稚拙な腕前なので御覧の仕上がり。






湘南の月









湘南。相模湾沿岸一帯をそう読んでいるが、
かつては相模川以西を表したらしい。

この日は、風が強かったので朝から雲が流れていた。
家でぼんやりしながら流れる雲を見ていると、
どうしたものか、居ても立っても居られない。

昼過ぎに家を出て、週末の都内の半端ない渋滞を抜け、
此処にたどり着いたら、もう陽は箱根の山に沈んでいた。

西湘PAから三浦半島を眺める。









薄暮の中で







たそがれが過ぎて薄暮の時間帯。
本当はもっと暗く、山の稜線が紅く映し出されていた。
それではイマイチ湖面の表情が分からない。
そこで、デジタル処理をして風を受けて表情が豊かにした。
すると本来の薄暮が意味を成さない。
湖面の表情にも紅い空の色を残したまま、
薄暮らしい暗さまで落としてみた。











竹生島に日が沈む








夕焼けの写真は日が沈んでからが勝負と言われるが、
2012年の大晦日は氷のような風が吹き寄せて、
防寒対策を万全にしておきながらも心がひるんでしまった。

一時は雪雑じりの風が吹き寄せて、
水鳥を狙っていたカメラマンが、次々と断念していった。
水門のコンクリート壁の陰に身を寄せながら、
横殴りの氷の様な風に耐えて日が沈むのを待つ。

漸く凪ぎに変わったころには日も沈みイイ塩梅となった。




みずどりの里






湖北みずどりステーションにて



「昨年に比べると、飛来してきてる渡り鳥が少ないような気がする」
京都からお見えになっていた先輩が話してくれた。

夕日の写真の前の空き時間での不慣れな鳥撮影。
かなりイマイチな出来栄えだが、
この金色に輝く時間を見ていると、
心から毒が抜けていくような気がする。









信州伊那のアルプス街道










2013年、明けましておめでとうございます。



今日は岐阜の中津川から、木曽を抜けて伊那へ。
かつては険しい山間を抜ける権兵衛峠がありましたが、
近年トンネルが完成し、利便性が増しました。


そのトンネルを抜けて県道203号へ左折した辺りで撮影。
一番高いのが千丈ヶ岳、左の三角のが甲斐駒ケ岳だったかな。。。


ところで『日本風景街道』というのがあるらしい。
このあたりも、信州伊那のアルプス街道というエリアになってます。
南アルプスと中央アルプスに囲まれた美しい眺望の地域です。