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紺碧の空に山桜は輝く

 





暮坂峠を六合村方面に下ると、

ヤマザクラの宝庫みたいな谷間を通過する。

クルマを停めて桜の見え方を登ったり下りたりしながら確認する。

立ち位置が違うだけで全く別人の様に見えたりする。

いい場所を見つけたが、車道脇に電線や電柱が入る。

今日の紺碧の空を取り込み、山間を通る電線が映り込まないように苦心した。

この電線が厄介だ。

美人画に鼻毛がついてるくらいに桜の品位が落ちる気がする。


2023年4月22日撮影


千葉氏ゆかりの寺と桜

 





千葉氏家臣の坂尾氏が建てた妙見堂がこの寺の前身らしい。
創建1130年。
この枝垂れ桜は代替わりをしてから400年とか。
江戸時代に栄福寺となった。
色々調べてみると土塁と空堀跡があるとの事。
とすると此処は坂尾氏の居館だったのか。
つまり居館の敷地内に妙見堂を祀っていたものと勝手ながら推察する。


ちなみに保元の乱1156年、平治の乱1160年。
かなり古くから千葉氏はこの辺りに勢力を張っていた。

ところで坂尾と書いて「さんご」と読むらしい。
なかなか読めないが、千葉県内には難読地名も多い。
それらを調べてみると面白い散策が出来るかもしれない。



2023年3月22日撮影



泉自然公園オオヤマザクラ

 







千葉市緑区にある泉自然公園。

その公園の真ん中あたりにあるオオヤマザクラ。

この方向だけが球体に見える不思議。

ちょっとでも場所がズレると球体じゃなくなる。


2022年4月8日撮影


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2024年1月1日は一粒万倍日だった。

開運日でもあり何かを始めるのにちょうど良い日でもあった。

幸か不幸か大晦日から体調を崩して、元旦は寝床で過ごした。

寝床で悶々としている時に、休眠中のブログを再開する事に思いが至った訳である。

2020年からほぼ休眠期に入ったブログなのだが、

趣味の写真はコロナ禍でも休む事なく続いた。

今月は25枚以上の投稿ができたのは一粒万倍日に再開した事に起因するのかもしれない。

そして10年以上書き続けてきた日本の風景への自分の思いを、

これからも書き続けて存在証明として残しておこうと思った次第である。

感謝。





小金井公園の桜











小金井公園は家の近所でもあるので桜の季節は毎年出かけている。

昔は気心の知れた友人家族と、教会の日曜日の礼拝が終わったら、

食事を持ち寄って集まったりしていた。

僕らは月の最初の日曜日は断食をするので、

断食日じゃない日曜日に「今年の見納めだね」と集まったので、

当時は4月の2週目までは桜は持ったんだと思う。


そしてこの桜は、コロナ禍2年目の外出禁止令が出ていた最中に出かけた。

閑散としていたが、同じように桜を愛でに来ている人たちも見かけた。

空気感染は無いと言われていたコロナ。

各都道府県知事は無駄に外出自粛を呼びかけていた。

外出禁止令など関係ない我が職務。ありがたや。。。


2021年3月29日 撮影


暮坂峠の桜

 





2023年の桜前線は随分と急かされて北上した。

おかげで北上州の有名どころの桜は例年より早く散っていた。


日本ロマンチック街道を進むと暮坂と言う峠がある。

峠道には名所の桜より遅咲きの桜が咲いていた。

新緑と紺碧の空とヤマザクラ、見ていて飽きない。


2023年4月22日 撮影


オキノ桜







2023年の北上州の上発知や発地、山妻有に針山などの桜の名所は既に散り終わっていた。

針山の天王桜から下って奥利根ゆけむり街道を右に進むと、

オキノ桜の案内板がすぐ目に入った。

ここの桜はまだ僕の事を待っていてくれた。


駐車場は広くはないが、その脇にジュースの無人販売がある。

湧水の流れを利用して冷えていた。

山国で育った昔、スイカをこうやって冷やして食べた懐かしい記憶が蘇った。


2023年4月22日撮影


針山の天王桜(葉桜)







針山の天王桜。
この一本桜を目当てに夜討ち朝駆けをしたのに、
こんな葉桜で泣けたやつ(笑)

自分の前には所沢からワンボックスで駆けて見えられた御夫婦、
後からはバイク単騎駆けのお兄さん、ともに残念な思いをされていた。

2023年の桜前線は急かされる速さで、青森まで北上し津軽海峡を渡らんとしていた。
自然相手の写真だから、こればかりは如何ともし難い。
そう、自分の思い通りにいかないあたりが人生と同じだ。


2023年4月22日撮影


醍醐の花見

 






太閤秀吉が絶賛した桜の里を一目見ようと、はるばる出向いたのだが折悪く、

花は散り急いで葉桜となった光景を目の当たりにした訳である。

京都市内の遅咲きの桜が満開だった時点で、こうなる事は想定していた。

とは言え、醍醐の花見は秀吉が晩年に催した一大イベントで、

ここでのエピソードと共に歴史ファンの聖地でもある。

実際にはこの桜を見下ろせる高台に秀吉のイベント会場はあったようだ。

秀吉はこの花見の5ヶ月後に没した。


やっぱり五重塔を入れての記念写真だ。

これで満開の桜を心に思い描けるだろう。



2023年4月3日撮影

今井の桜並木

 





今井の桜並木 ←詳細など


千葉県白井市の北部、今井地区は昔の良い雰囲気が残されている。
下総台地のはざまに伸びた用水路の土手沿いに桜並木が広がっている。
昔の人が手賀沼の氾濫から生活を守るために築き上げた用水路だそうだ。
桜は昭和の30年代に整備され桜の名所として我々は春を楽しむ事ができる。
有難い事だ。



2023年3月22日撮影

河津桜並木

 





僕はいつもマイナス補正で写真を撮る。
根が暗いのか、ちょっと暗めの仕上がりが気に入っている。
この時は何故かプラス補正で撮ってみたくなった。
結構、色鮮やかな仕上がりで見た目通りで満足した。

とりあえず今は2023年ものを投稿しておくが、
そのうち蔵出しで同地の暗い仕上がりの桜の写真も出て来ると思う。
こうやって投稿しておくと、あとで比較もできるしという事で。


2023年2月25日撮影


本土寺の桜

 







千葉県の本土寺の桜。

本土寺はアジサイ寺として有名だが、庭園内には桜の木も沢山植っている。
初めてアジサイ寺を撮りに行ったときに桜の木を見てしまい、次の年に桜を眺めに行った次第である。

本土寺の庭園は手入れが行き届いていて気分が上がる。
ユキヤナギを手前に配置し桜を入れ、その奥に山門を添えてみた。


2022年4月撮影

御室桜

 




 




京都は仁和寺の御室桜。

桜好きなのに京都での桜は今回が初めてだ。

歴史上の人物が市内の各地に桜を愛でる文化を残してくれている。

彼らの活躍があってこそ、我々日本人は桜を鑑賞する習慣を、

先祖代々持つ様になったと勝手に思い込んでいる。


仁和寺の桜は御室桜と言って、京都市内では遅咲きの品種らしい。

運良く満開だった。

樹高も低いから満開の桜ごしに五重塔が映える。


2023年4月2日撮影


上賀茂神社の斎王桜


上賀茂神社/京都市





2023年の観桜ツアーは思い切って京都へ出かけた。
桜が好きで各地へ出掛けたが、京都だけは踏み入れたことが無かったからだ。

4月上旬では市内の桜は既に終わっていたが、斎王桜は健気にも咲き残っていた。
神社参拝を済ませて歩いていると、遠目に見ても枝垂れ桜が揺れているのが分かる。
風に吹かれて揺れる枝が、おいでおいでと手招きしている振袖の様にように見える。

隣の御所桜は散り終わっていたが、
斎王桜の揺れ具合は鼻の色と共に優美な雰囲気を醸し出していた。




みなみの桜並木

 

みなみの桜並木 / 静岡県南伊豆町





2022年の桜狩りはここからスタートだ。

建国記念日の東京は前夜からの雪に足止めを喰らったが、

南伊豆へ来てみてビックリ、もう桜が咲いていた。

春はここから始まってる。


足元の菜の花が物足りないが、まあこれで良しとしよう。

昼すぎまでは晴れていたが、

おやつの時間以降は雲が多くなってきた。


流れる雲の間から日が差し込むタイミングを見計らってパチリ。

光の加減で影日向になり、

微妙に桜が斑になっているけど御愛嬌ということで。


よく見れば、人力車と車夫のお兄さんにスポットライトがあたり、

あの背中が演出する雰囲気のある観光写真となった。



リンク先⇒『南伊豆町観光協会』



桜並木と弥彦山

大河津分水さくら公園/新潟県燕市

 




弥彦山と桜をセットで撮りたいと思い立ち出かけた新潟県。

目当ての弥彦山は何処からでもよく見て取れるが、なかなか雰囲気のある桜に出会えず、新潟五大ラーメンを食べ食べあっちこっちへ走って行って出会った場所。

望遠レンズを使って弥彦山を大きく捉えたかったが、技量不足で画面の隅にちょこっと御印程度にしか収められない。悔しいがそこまでの技が使えない(笑)

それでも僕には満足の写真になった。

信仰の山、弥彦山。

その麓に弥彦神社がある。


2021年撮影




あれもこれも三井寺

三井寺 / 滋賀県大津市









これも三井寺

三井寺 / 滋賀県大津市





三井寺の桜、数が多いので蔵出しして投稿だ。


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2020年GWは家で花見だ。
コロナ騒動、相変わらず実態がわからない様子だ。
挙国一致しての外出自粛で小生は不要不急の外出は控えてます。
でも、正直飽きてきた。


天宗寺(大岡城)と桜

天宗寺 / 長野県長野市







むかし大岡村と言っていた地域にある天宗寺というところ。
長野自動車道の麻績インターからアルプス展望道路を走る。
五月のこの道はアルプスもきれいだが、見どころ満点の桜が結構ある。
この天宗寺にも有名な枝垂桜があるが小生の稚拙な腕前では如何にもならず門前の桜を記念とした。

ところで、「行き当たりばっ旅」をモットーとする小生は事前情報なしで突撃すること多く、この寺も後で調べてみると武田勝頼の母方の縁者の城跡だということが分かった。
戦国の山城ファンであれば当地で何かを感じ取れるものと思う。


大岡城と天宗寺

会津磐梯山と桜

猪苗代湖 / 福島県会津若松市





もうかれこれ5年前の2015年に見にいった猪苗代湖の桜。
中田浜というところ。
猪苗代湖があり、その向こうに磐梯山があり、桜がある。
この三点セットをどうしても撮りたくて何年もかけた。
桜はちょぼちょぼと花が咲く種類だから、ソメイヨシノのようにゴージャス感はない。
でも、こんな咲き方の桜が個性的で好きだったりする。






臥雲院下の枝垂桜

臥雲院 / 長野県長野市





長野市の中条日下野にある臥雲院。
その脇道をちょっと下りて行ったところの枝垂桜は見事である。
有名なのかどうかは分からないが、見晴らしがいい山上に二対で立っている。