寿都湾の輝き
寿都湾にて。
ことぶきの都と書いて『すっつ』と読みます。
日本海に面したこの寿都湾は強い風が入るのか、風力発電の風車が目印の様に立ち並んでます。
本当は写真の更に左側に有るのですが、そこは小生の写真へのこだわりでカットしてあります。あしからず。
強風で変形した樹木もあるほどの風の通り道らしく、風の街と言われてます。
この日もいい風が通っているのか、海面の至るところで白い波が立ち、綺麗な海の色がなお一層輝いてました。
かつては鰊の漁で栄えた港ですが、この日は「カキ」の看板が街の中にありました。
4月末、ゴールデンウィークが寿都の牡蠣は旬らしい。
寿牡蠣というブランドで、通常のシーズンと違うタイミングで市場に出ているそうです。
Labels:
海・海岸
Location:
日本, 北海道寿都郡寿都町歌棄町
月越原野の芽吹き
月越原野の光る森。
若葉の萌黄色と新芽の赤さ加減が縞模様に、午後の斜光線が白く木肌を浮かび上がらせて、春の野山から脈打つ活力を感じました。
この時はこの辺りの特徴ある景観については、なんの知識もなかったのですが、
あとで調べてみるとスゴイことが分かりました。
このあたりは周氷河地形といって、地中の水分が凍結と融解を繰り返すことによって形成される地形で、北海道ではここの月越原野と稚内にある宗谷丘陵、そして兵庫県の砥峰高原の一部にしか見られないそうだ。なんでも氷河期に形成されたとかいう貴重な景観らしい。
場所は国道229号(雷電国道)を進み、島牧村本目海岸を道道523号(美川黒松内線)で登って行ったところ。
Labels:
森・林
Location:
日本, 北海道島牧郡島牧村植原
知床の風景
知床五湖展望台 / 北海道斜里町 |
一湖展望台まで駐車場から高架木道を歩いて行く。
世界遺産の自然を守るために工夫がされた遊歩道である。
展望台にて知床連山を背景にした一湖を撮ろうと粘ってみたが、山の頂には分厚い雲が覆いかぶさっていた。
やがて、海を渡ってくる風も冷たくなり、防寒対策がイマイチなこともあって泣く泣く撤収。
その帰り道に、丘の上から此方の様子をうかがっているエゾシカが見えた。
傍らには草を食む数頭の姿が見える。となると、丘の上の彼奴は群れのリーダーかもしれない。
残念なことに、こんな時にもっと拡大して撮れるレンズを持ち合わせてない。
そこで背景に夕陽で輝くオホーツクの海を入れて、姿をシルエットにしてみた。
世界遺産・知床の景観はなかなか見応えがある。
Labels:
海・海岸
Location:
日本, 北海道斜里郡斜里町遠音別村
オホーツクブルー
オホーツクに沈む夕陽。
積丹ブルーという色については度々耳にしてましたが、オホーツクブルーについては今回の旅で初めて知りました。
ネットで調べてみると、たしかにちゃんとした規定もあるようだ。
そんなこととは知らず、知床を旅している時に空を焦がしながら沈む夕陽とは対照的なオホーツクの海の青さに感動。その感動を写真に封じ込めました。
写真を撮りながら辺りを振り返ると、ドライブ中の家族やカップルが車を停めて見入ってました。
後で知れば、ここはプユニ岬と言って知床八景に選ばれた名所だけあり、なるほど納得のいく眺めだ。ただ駐車スペースが無いのが残念なのと、展望台の前に立ちはだかる木々が多少眺望を妨げている。
Location:
日本, 北海道斜里郡斜里町遠音別村
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