夕焼け後の青暗い空の色

 



2020年8月28日撮影




屋島北嶺からの眺めは以前にも投稿した。
陽が落ちると青暗い色をした空が降りてくる。
サンセットハンターとしてはこう言った時間も愛おしく思えるのだ。

穏やかな瀬戸内の水面を流れるように船が通り過ぎて行く。
日本の大切な風景を心に焼き付けておこう。




神懸りなワンシーン

 



撮影日;2023年2月25日



何回か投稿してきた下田の白浜海岸の鳥居。

日が登ると雲の中に入ってしまったお天道様だが、

時折り雲間から顔を覗かせている。

お天道様が鳥居の上に来るように移動して、

暗めに設定して撮った写真。

鳥居の上に天使の梯子が出現し神懸りなワンショットになった。

ありがたや、ありがたや。




かなり弱目の桜吹雪


撮影日 2022年4月29日

猪苗代湖畔



俺って下手だなぁって思った写真。

桜吹雪はもっと勢い良く散っていたんだが、

何枚も撮ったうちでまともに取れたのが一握りしかない。

その中の一枚がコレだ。


桜吹雪の桜は頭上にあるんだが、あえて画面から外した。

向こうに見える山の斜面の桜から風に吹かれて飛んできている様にも見える。



瀬戸内の海に陽が落ちる




2020年8月28日撮影





遠くから屋島を見ると航空母艦のように見える。
実際には違うだろうが、ほぼ平らなのかもしれないと前回来た時にそう見ていた。
あの時にガイドさんから教えて頂いた北嶺から写真を撮るのが今回の目的だ。

2020年の8月はコロナ禍最盛期だった。
空港でレンタカーを借りた時のお店の人の情報によれば、この日クルマをレンタルしたのは自分ら夫婦ともう2組という事だった。
空気感染は無いと言われたコロナ菌だが、政府が外出自粛政策を貫いたおかげで観光業界や外食産業は大打撃を受けたわけである。

屋島展望台の駐車場から遊歩道を歩いていると途中で高知県から単身赴任されている方と遭遇した。
東京から来た事を告げて彼に距離を取る様に促したが、全く気にされる様子も無く僕らが行こうとする場所まで同行してくださり、ここが良い場所だよと遊鶴亭を案内してくださった。
コロナ禍に有難い事だった。




寿都湾の海岸岩盤

 





寿都湾は好きな撮影スポットだ。
札幌在住の頃は度々出かけて行った。
対岸にニセコや積丹の山々があり、雪が被っている季節は最高のシチュエーションだと思う。
かなり特徴的な岩盤海岸が広がっている。
さらに海岸段丘が広範囲に広がっており、とても興味深い地形だ。
写真は湾の先端にある弁慶岬から撮っている。
寒さゆえに時折り垂れる鼻水が強風で吹き飛ばされる。
煽られて海に転落しない様に柵は越えてはならない。





ランドマーク

 

東尋坊 / 福井県坂井市





以前に投稿した東尋坊、そこから眺める景観。
風力発電所がランドマークになっている、その隣に九頭竜川の河口があるはずだが、
左手の松の枝に視界が阻まれている。
かつて北前船で大賑わいだった三国港もその付近にある。
北前船を操る豪壮な海の男たちもこの東尋坊を目標にして航海していたはずだ。

2023年8月1日 撮影



アトサヌプリ

 


2015年8月29日撮影





硫黄山は岩だらけで不毛な地表であるため、アイヌ語でアトサヌプリ(裸の山)と呼ばれている。
写真のように噴気孔からは噴煙が出ており、特徴的な硫黄のにおいが充満している。
鮮やかな黄色の噴気孔がとても印象的で観ていて飽きない。
噴き上がる噴煙とともに火山性特有の光景を作り出している。




荒涼野反湖畔

 



撮影日 2020年11月3日


紅葉を探しに野反湖まで行ったんだが、

一部に紅葉はあってもほぼ荒涼とした雰囲気しか残っていなかった。

白樺の縦模様を撮ってるうちに、針葉樹が冷風に耐え勝ち誇っているかの様に腕を広げているように見えて、この雰囲気が好きになってしまった。

冬も良いもんだなと思うのは自然界のこの木が醸し出している良さなんだと思う。

感謝。

野付半島の花畑

 


撮影日 2021年6月30日



野付半島は荒涼とした雰囲気が実に良いところだと思う。

実に最果て感ハンパない所なんだが、砂嘴(砂洲)という特殊な地形が広がり、

初夏には一面に写真の様な花が咲き広がっている。

6月末は初夏だと思うが、この辺りはまだ春なのかもしれない。

東京から持って行った軽装の防寒対策では寒さを凌ぎ切れなかったのを覚えている。


冬の入口

 


2019年11月30日 撮影



冬なので冬らしい景色を1つ。

2024年2月5日、暖冬だと思っていた東京にもドカッと雪が降った。

しかも首都高速閉鎖、東名や中央道などの高速道路も閉鎖された。

雪に慣れてる自分は12月から車にスタッドレスを履かせて待っていた。

いざ降ってみるとスタッドレスの効果を確認するどころか高速道路は閉鎖された。

首都圏の道路網はかくも雪に弱い。脆弱すぎるくらいだ。


北海道での生活を経験しておいて良かった。

その前は金沢。その前は新潟だった。

本社に勤務しても東京の他、神奈川だったり静岡だったりの商圏を担当した。

コロナ以降は千葉県を担当している。

サラリーマン人生で得たスキルは、どんな地域に転勤しても環境順応が早いという事。


写真はとある初冬に北海道を旅した時の千歳市で撮った雪のある写真だ。

北海道の冬は寒いんだが、雪があると暖かく感じる。

そんな不思議な感覚が身についたのもサラリーマン生活あっての賜物だ。