千葉氏ゆかりの寺と桜
泉自然公園オオヤマザクラ
千葉市緑区にある泉自然公園。
その公園の真ん中あたりにあるオオヤマザクラ。
この方向だけが球体に見える不思議。
ちょっとでも場所がズレると球体じゃなくなる。
2022年4月8日撮影
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2024年1月1日は一粒万倍日だった。
開運日でもあり何かを始めるのにちょうど良い日でもあった。
幸か不幸か大晦日から体調を崩して、元旦は寝床で過ごした。
寝床で悶々としている時に、休眠中のブログを再開する事に思いが至った訳である。
2020年からほぼ休眠期に入ったブログなのだが、
趣味の写真はコロナ禍でも休む事なく続いた。
今月は25枚以上の投稿ができたのは一粒万倍日に再開した事に起因するのかもしれない。
そして10年以上書き続けてきた日本の風景への自分の思いを、
これからも書き続けて存在証明として残しておこうと思った次第である。
感謝。
神話の世界と白兎の道
夏の雨晴海岸
小金井公園の桜
小金井公園は家の近所でもあるので桜の季節は毎年出かけている。
昔は気心の知れた友人家族と、教会の日曜日の礼拝が終わったら、
食事を持ち寄って集まったりしていた。
僕らは月の最初の日曜日は断食をするので、
断食日じゃない日曜日に「今年の見納めだね」と集まったので、
当時は4月の2週目までは桜は持ったんだと思う。
そしてこの桜は、コロナ禍2年目の外出禁止令が出ていた最中に出かけた。
閑散としていたが、同じように桜を愛でに来ている人たちも見かけた。
空気感染は無いと言われていたコロナ。
各都道府県知事は無駄に外出自粛を呼びかけていた。
外出禁止令など関係ない我が職務。ありがたや。。。
2021年3月29日 撮影
白兎海岸の夕焼け
ひょっとしたら神聖な場所なのかもしれないが海岸を右往左往してベスポジを探す。
近づいたり離れたり、日没が見える場所を求めてみたが岬の向こう側に陽は降りていった。
厳かな雰囲気を出しておこうと、暗めにして撮る。
上の雲の筋が、もうちょっと赤みが帯びてくれるといいんだが、
これで目一杯の赤さだった。
大国主命と因幡の白兎が出会った場所。
ここが我が国の神話の舞台だ。
暮坂峠の桜
2023年の桜前線は随分と急かされて北上した。
おかげで北上州の有名どころの桜は例年より早く散っていた。
日本ロマンチック街道を進むと暮坂と言う峠がある。
峠道には名所の桜より遅咲きの桜が咲いていた。
新緑と紺碧の空とヤマザクラ、見ていて飽きない。
2023年4月22日 撮影
オキノ桜
針山の天王桜(葉桜)
醍醐の花見
太閤秀吉が絶賛した桜の里を一目見ようと、はるばる出向いたのだが折悪く、
花は散り急いで葉桜となった光景を目の当たりにした訳である。
京都市内の遅咲きの桜が満開だった時点で、こうなる事は想定していた。
とは言え、醍醐の花見は秀吉が晩年に催した一大イベントで、
ここでのエピソードと共に歴史ファンの聖地でもある。
実際にはこの桜を見下ろせる高台に秀吉のイベント会場はあったようだ。
秀吉はこの花見の5ヶ月後に没した。
やっぱり五重塔を入れての記念写真だ。
これで満開の桜を心に思い描けるだろう。
2023年4月3日撮影
今井の桜並木
河津桜並木
本土寺の桜
因幡の白兎
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白兎海岸 / 鳥取市 |
御室桜
京都は仁和寺の御室桜。
桜好きなのに京都での桜は今回が初めてだ。
歴史上の人物が市内の各地に桜を愛でる文化を残してくれている。
彼らの活躍があってこそ、我々日本人は桜を鑑賞する習慣を、
先祖代々持つ様になったと勝手に思い込んでいる。
仁和寺の桜は御室桜と言って、京都市内では遅咲きの品種らしい。
運良く満開だった。
樹高も低いから満開の桜ごしに五重塔が映える。
2023年4月2日撮影
柱状節理の名所
東尋坊
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照紅葉
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香嵐渓 / 愛知県豊田市 |
上賀茂神社の斎王桜
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上賀茂神社/京都市 |
夜への入口/西伊豆にて
西伊豆の海岸
浮島海岸のもう一つの顔。
駐車場の脇から撮ったもの。
本当はもうちょっと明るいのだが、暗めに撮るのが自分の好みだったりする。
こうすると妖しい雰囲気の逢魔が時を感じられる気がする。
この雰囲気が好きなのは、日没の山林の中で不思議な気配を感じた、
幼少の頃の経験があるからだと思う。
浮島海岸にて
浮島海岸は西伊豆の堂ヶ島のちょっと北側にある。
太古の海底火山が作り出した、珍しい形の奇岩林立する自然美あふれる海岸だ。
海水浴場なので夏のシーズン中は立ち入る事も儘ならないと思うが、
冬に間であればクルマも楽々止められて、目の前はこんな景観の海が広がっている。
こっちも良いが、あっちも良いぞと言う感じに屹立した岩壁が魅力だ。
この辺りは釣りのスポットでもあったりする。
良くあんなところまで行ったなぁと釣り人のモチベーションに感服する。
波の轟が響き渡る岩壁の上で足を竦ませてはそう思った。
2023年2月撮影
小國神社の夜もみじ
写真二連の投稿は初だと思う。
小國神社の紅葉夜景は水面に映り込む照葉の色が綺麗だ。
上は日没後すっかり暗くなってからのもの。
下は日没のまだ明るい時間。
暗さが色々と隠してくれるので紅葉だけが浮かび上がって良い塩梅になる。
ところで此処での撮影に慣れたカメラマンは長靴履きで、川の中をバシャバシャ歩き回っていた。
心得のあるカメラマンは此方に声掛けしてくれるが、そうではないカメラマンも多い。
上の写真、左に三脚の脚が写り込んでいる。
ライトあたりにカメラを覗き込む頭がある。
シャッタースピードを遅くして全体的に暗く撮ってぼかした。
何カットか撮ったが、彼のカメラモニターの光が入ってしまい興醒めした。
小國神社の紅葉
香嵐渓の写真を先に出してしまったが、本来は小國神社の紅葉を朝と晩で撮るのがツアー目的だったのだ。
数年前まで静岡県東部を仕事上の商圏担当をしていたので、
小國神社の紅葉の噂はちらほらと耳にし、折りあらばと狙っていた。
いよいよ商圏交替で千葉へ赴く前の12月に出かけて行った事がある。
なかなか趣きのある紅葉だったのを思い出して、今回出かけてみたわけだ。
小國神社は遠江国一之宮と言う事で、神社ファンに人気のあるスポットだ。
大國主命(オオクニヌシノミコト)を御祭神としており、
自分としては小國=大國の関連性に物凄く興味を惹かれている。
コロナ禍の真っ最中の正月元旦に初詣に出かけた事もある。
鳥居で一礼し参道を進むと、後ろからゴオーと突風に煽られ身体を揺すられた思い出がある。
まさに大國主命の御神威を感じて、それ以来小國神社のファンの一人となっている。
香嵐渓の森の中で
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香嵐渓/愛知県 |
香嵐渓の飯盛山を無心になって登った様に書いてしまったが、
実のところは還暦の身が急登坂に耐えきれず、
ゼエゼエ言ってる呼吸を宥めるべく要所要所で小休止したのが本音である。
小休止したふりをして憧れの紅葉を写真に収める。
息が上がってるから、手ブレした写真が多い。
その中でもこの一枚がまともに写っていた。
手ブレ防止機能が付いてるカメラで手ブレがあるという事は、心臓が破れるかの勢いでバクバク言っていたんだろう。
斜陽の西日が当たっていて紅葉が輝いて見える、
その瞬間に心臓以上に心も躍っていたわけだ(笑)
香嵐渓の紅葉ライトアップ
香嵐渓の紅葉を川沿いで楽しむつもりでいたのだが、
なぜか吸い込まれるように森の中へと誘われてしまった。
森の中から紅葉を見るのも悪くはないと心を躍らせてみたものの、道は山の斜面に取り付きそのまま登っていく。
すでに斜陽の時間であるのに、これから山道を登り続けるのもなあ…と思いつつ。
後ろを振り返ると後続の人達の「早く歩けよ」と言わんばかりの無言のプレッシャーに負けてひたすら登ったわけである。
この山は飯盛山と言って、鎌倉時代になって足助氏の拠点があったりした所らしい。
山上には磐座も存在し、古代には祭祀場だったみたいな感じでもある。
その山頂で一息入れたら、暗くなる前に下山だ。
すでに日が暮れて始めると山道の至る所から紅葉を照らすライトが点灯する。
ライトアップされた森は紅葉ではなく黄金の森に見える。
豊臣秀吉の大阪城にあった黄金の茶室を想像したりして、勝手な風情を感じた(笑)
香嵐渓の紅葉
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香嵐渓/愛知県豊田市 |
今まで東海地方の紅葉はあまり眼中になかった。
たまたまパワースポットブームで近隣の猿投神社を参拝したついでに、渋滞を乗り越えて訪ねてみたのが本音だ。
紅葉の季節、香嵐渓を目指す道路はどこから行っても大渋滞である。
地元の方々が運営する臨時駐車場にクルマを止めて川沿いの道路を歩く。
橋を渡って交差点を過ぎ、香嵐渓の主峰飯盛山の斜面を目にした時に度肝を抜かれた。
紅葉の森から大地の息吹きが聞こえるではないか。
ここはパワースポットだと直感した。こんな経験いままでした事もない。
2023年、関東地方は異常気象で11月になっても暑い日が続いていた。
都内は11月なのに夏日だった事もある。
11月下旬から急に涼しくなり冬に向かっているのを感じた。
晩夏から秋にかけての秋風なんて感じなかったし、紅葉の事なんて思い出しもしなかった。
いよいよ勤労感謝の日、さすがに紅葉して無いわけがないと思い出かけてみたわけだ。