蓼科山

2009年10月下旬撮影
高峰高原より蓼科山 / 長野県








蓼科山を初めて見た時に、富士山だと思った。
まさに幼い頃からテレビなどを通して見てきた富士山と同じ形をしていた。

その初めての感動は中学の遠足だった。
上田市の地元の山を皆んなで登った時に、
青い空の下、白く輝く雪を帽子のように被っていたのを見た。
誰かが富士山だと大声で言い、その声を聞き皆んなが集まった。
誰もが感動の声を上げて富士山だと言った。
もちろん自分も同様に思った。

引率していた先生が、あれは蓼科富士と言って蓼科山だと説明してくれた。
地元で蓼科富士と言うくらいだから、富士山に見間違えても可笑しくは無い。

日本全国には地元の富士がある。
それだけ日本人は富士山を愛し、同様の形をした地元の山を富士と呼び、
それと親しみ慈しみ、時には崇拝してきたわけだ。













夜明けの兆し

 
2010年8月下旬撮影
木沢・峠地区 /  新潟県






昨年の夏休み・・・と言っても、金曜を有休にして土日を合わせた休日。
新潟へ日本海を見に行った帰り道に撮影。

暗い夜道を車で登って、トンネルのわき道を更に登ったところで撮影。

夜明け前の、雲が紅く染まる時間帯から撮影開始。






Mt.Fuji



2011年1月下旬撮影
山口貯水池 / 所沢市埼玉県





2月の更新はサボりっぱなしだった。
忙しかったのかな・・・。何かに心を奪われていたのだろうか。

仕事では新しいエリアも決まり、引継ぎがメインイベントな一ヶ月だった。
とは言え、遅くねえか・・・て感じですわい。



写真はいつもの場所で富士山を撮影。
山頂は薄いベールに包まれている感じに見えます。
雪でも舞っているのか・・・。
この場所からの富士山は手前に湖面が広がり、
山の向こうに一段と高い富士山が映えます。
しかし、写真をクリックして大画面にすると判るのですが、
鉄塔がド真中に写っています。

なので、僕は日が沈んでシルエット状にならないと、富士山望遠は撮りません。
雲に隠れていれば別ですが。。。
日中の景観としては、イマイチどころか有りえねえってところでしょうか。。。





夕日に想う

2011年1月下旬撮影
山口貯水池 / 埼玉県





主が昔そのわざをなし始められるとき、
そのわざの初めとして、わたしを造られた。
いにしえ、地のなかった時、
初めに、わたしは立てられた。

まだ海もなく、また大いなる水の泉もなかった時、
わたしはすでに生まれ、
山もまだ定められず、丘もまだなかった時、
わたしはすでに生まれた。

すなわち神がまだ地をも野をも、
地のちりのもとをも造られなかった時である。

彼が天を造り、海のおもてに、大空を張られたとき、
わたしはそこにあった。

彼が上に空を堅く立たせ、
淵の泉をつよく定め、
海にその限界をたて、
水にその岸を越えさせないようにし、
また地の基を定められたとき、
わたしは、そのかたわらにあって、名匠となり、
日々に喜び、常にその前に楽しみ、
その地で楽しみ、
また世の人を喜んだ。

箴言8章22節~31節




沖の石

わが袖は 潮干に見えぬ 沖の石の     人こそ知らね 乾く間もなし 

2011年1月上旬撮影
三方五湖有料道路 / 福井県




『わが袖は 潮干にみえぬ 沖の石の 人こそしらね かわくまもなし』  
二条院 讃岐



百人一首には何首か好きな歌があるのですが、
この歌はノーマークでしたので、展望台にある案内板を見るまでは思い出すことも無かったです。

写真の真中の岩が『沖の石』というところのようですね。




この日はイメージしていた、冬の日本海とは全く違った穏やかな眺めを堪能しました。


歌意は調べてくださいね。










敦賀湾

 
2011年1月8日撮影
敦賀湾 / 福井県





この季節、日本海は大荒れかと思いきや・・・
意外にも穏やかな波だった。

冬の海風に曝されながら、岩をも砕く波が叩き付けるかと待ってみたのだが、
やはり普通の波しか入ってこなかった。


波の代わりに雲が勢いよく流れていた。



夕暮れの湖岸

 

2011年1月8日撮影
琵琶湖・湖北みずどりステーション / 滋賀県





前出の琵琶湖の写真。
望遠を使って、日没後まもなく紅く染まる湖面、手前に鳥、奥の山間の山霧を強調して撮影。
何とも言えぬ不思議な表情が浮かび上がった。









水鳥のいる風景



2010年1月8日撮影

琵琶湖・湖北みずどりステーション / 滋賀県

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新調したレンズの性能なのか、セピア色に映し出された世界に、僕は満足した。
まもなく日没を迎える時間帯の斜光線の威力なのか。

僕が撮る風景写真の中に鳥がいるのは珍しい。
これも新調した甲斐があったということで。。。




富山湾たそがれ


富山湾を見下ろす
越中宮崎城址 / 富山県
2009年9月撮影





この場所は、越中宮崎城と言って、富山と新潟の県境にある城址公園として整備されている。
僕は何回か足を運んだが、この日初めて富山湾の向こうに能登半島があるのを確認した。
夕暮れ時、日本海から吹き付ける風に、寂しさが身にしみる。
かさかさと木の葉を鳴らし、強い風に木々が軋む。





浜名湖夕彩

 

浜名湖SA / 静岡県
2008年4月下旬





今日は近くの狭山湖(山口貯水池)に出かけてみたのだが、日が沈む方角に雲があり、心に思い描いた風景を見ることが出来なかった。
昨日とは打って変わって、上空は抜けるような青空・・・、だったのに、そこだけが雲が掛かっていたのだ。
その内に気が向いたら、今日の写真を投稿しようと思う。
が、その前に、今日のはずした思いを、何年か前に撮影した夕景で鎮めようと思うのでした。

この写真は、会社の後輩の結婚披露宴に御呼ばれした、名古屋からの帰り道にて。
場所は東名高速道路の上り路線、浜名湖サービスエリアの駐車場脇。
使用カメラはコンパクトデジカメ。
対岸には林立したホテル群があるのだが、上手く黒く潰した。
というより、潰れていたと、言うほうが正しい。