大沼公園にて
もう彼是10年ぐらい前、
会社のイベントがあってこの近くのプリンスホテルに滞在したことがある。
イベント中もここの景色が気になり、終了後は一目散に此処に来て写真を撮ったことが懐かしい思い出だ。
あの頃の僕は未だフィルムで撮影していて、使っていたカメラも名機OM-1。
軽量でコンパクト、出張の荷物に押し込んで持ち運べた。
中古のものを格安で手に入れた自慢のカメラだった。
このブログを始めたころからデジタルカメラへ移行し、
以来そのフットワークの良さにデジカメ最高と言うようになった。
ところで、今回は凍っている大沼を撮りたくて、単身赴任の機動力を生かして足を運んだわけである。
それも、寝坊して土曜日の昼飯を食べているときに、急に思い出して。
と言うより耳元で「そんなんで好きと言ってたらあかんやろ」囁く声が聞こえた。
ここまでの道程は4時間弱。滞在時間は1時間半。
往復8時間をかけて自分の思いを遂げた訳だ。
そんな努力もむなしく、春の高気圧に邪魔された、
夕陽に染まりきらない駒ヶ岳だった。。。
白い能取湖
ここはノトロ湖。
網走国定公園にある湖。
一面が雪原のように見えるのは、我が国の第13番目の面積がある湖沼だから。
だからこそ、冬の間はだだっ広い雪原に見えるのだろう。
湖の向こう岸は雪が降っているのか、重そうな雲が覆いかぶさっている。
冷たい風が向こうから吹いてくる。
風の声しか聞こえない白い風景。
ところどころにキツネの足跡があった。
Labels:
雪景色
Location:
日本, 北海道網走市美岬
流氷
30年前、自分の宗教理念から宣教師となり冬の網走で布教活動をしている。
当時は網走の台町という高台に住んでいたこともあり、朝な夕なに流氷のが広がった海を見ていたから、流氷と言えば第二の故郷の思い出なのだ。
札幌から夜通しクルマを走らせて網走に向かった。
深夜の高速道路で何度も吹雪かれてしまい、前も見えない状態を乗り越えて現地に着いた時は感動一入だった。
この写真は知床半島の付け根にある斜里と言う町で見たものだ。
網走の能取岬は流氷は離岸しており、遠く知床半島の方に存在を確認できたので流氷を追って移動したわけだ。
オホーツクの海に架かる雲が日没の照り返りでいい感じの空の色なっていた。
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